『獣になれない私たち』第10話 感想 遂に感動のフィナーレへ

前回までのあらすじ
前回の感想:『獣になれない私たち』第9話 感想

晶(新垣結衣)が業務改善を進めた結果が出始め、ツクモクリエイトジャパンの雰囲気はどんどん良くなっていた。
松任谷(伊藤紗莉)と上野(犬飼貴丈)も仕事に精を出し始め、入社した朱里(黒木華)も会社に馴染んでいる。
そんな中、社長の九十九が今度は晶を「営業部の特別チーフクリエイター部長」に昇進させ、さらには朱里を社長秘書にすることを急遽決定

案の定、朱里は社長のパワハラに耐え切れずに仕事のミスを暴発。責任感と自身の喪失から会社に来なくなってしまう。そんな状況に怒りが収まらない晶はついに社長へ向かって溜まっていたフラストレーションを爆発させる。
が思ったような結果は出ずに消沈

一方、写真週刊誌には恒星(松田龍平)と呉羽(菊地凛子)の5tapでのハグ写真が流出
それが原因で5tapにも記者が押し寄せるようになり、皆のオアシスだった場所も一時休業へ…

そして、恒星は粉飾決算への加担を辞めたいと担当している会社へ申し出るが、現状が変わることはなかった。
意気消沈している恒星の元へ来た晶。彼女もまた会社のゴタゴタで意気消沈していた
弱っていた2人は体を交えてしまう…

 

大後悔


前回のラストで肉体関係を結んでしまった晶と恒星。どうやら晶は大後悔している様子
こういうのって、もちろん合意の上でしたことではあるんですが、不思議なもので後悔の念が強く残るパターンが多いですよね。
その場の雰囲気に身を任せるって怖い

一方、京谷(田中圭)は母・千春さんとショッピング中
千春さんを始め、晶や朱里が勝手に自分との関係を整理しているのが引っ掛かっている様子…。分かる。分かるぞ京谷

可愛い社員たち

社長との喧嘩のせいで会社に行きづらくなってしまった晶…。可愛い後輩たちも心配しています。上野&松任谷コンビとも今週でお別れかと思うと寂しくて仕方ない!

そんな中、晶と恒星は5tapで偶然居合わせてしまいます

恒星「この前の夜の事なんだけど、あの時はお互いに弱ってたし、そういうこともあるっていうか。晶さんもそんな深く考えないで」
晶「そんな簡単な話?深刻に考えなくても良い事?」

恒星としては晶のことを想って、気を使ったセリフのつもりなんでしょうけど…。晶からしたらそりゃ怒るよなあ
でも自分が恒星の立場だったらきっと同じことを喋っている気がします…。

松任谷&上野


晶に会うために5tapへと来店した松任谷と上野。この2人が5tapにいるの新鮮!
上野は「深海さんに辞めてほしくない。会社の守護神だから」と言い、松任谷は「私は晶さんが幸せなほうを選んで欲しいから辞めても仕方ない。でも本音は辞めてほしくない(泣)」
と言います。単に仕事が出来るからだけじゃなく、晶の人柄が故にここまで慕われているんでしょうね。素晴らしい

朱里

京谷と晶は一緒になって朱里を探そうと奔走。それを恒星から聞いた朱里は2人に「生きてます」と連絡をいれます
自分の為に優しくしてくれる2人を冷めた感情で見ながらも「人に優しくされたら。自分が優しくないのがバカみたい」と言う朱里
そんな朱里に三郎は「だったら自分も優しくしたら良いんじゃないっすか?」と一言言い放ちます。三郎よ、その通りだ。でも、それが簡単に出来ないのが朱里の弱いところ…

でも視聴者は朱里がホントは優しいって知ってます。ネカフェで呉羽さんのインタビュー動画を見ながら、朱里は「友達の話で聞いたけど、結構イイ人らしい」ってコメントしようとしてましたからね。普段からその優しさ見せてこうや!

京谷

晶と一緒に歩いていた京谷は晶への想いをぶつけます。
「晶も朱里も母さんも勝手に俺の事置いていく。俺はまだ晶の事が好きだし、喧嘩もしたい。出来ればヨリ戻したいって思ってるよ」
確かに京谷は自分勝手な男です。考えてるようで何も考えていない空っぽの奴ですよ
しかし、晶を想う気持ちは本物。紛れもなく事実なのです
頑張れよ京谷!

呉羽さん史に残る名シーン


週刊誌にあることないこと書かれた呉羽さん。世間へ迷惑をかけたお詫びとして謝罪会見を開くことを決意します。
デリカシーのない質問を次々とぶつけてくる記者たち。最初は粛々と質問に答えていた呉羽さんでしたが、ついに堪忍袋の緒が切れてしまいました

「あのさ、結婚って子どもつくるためにするの?一緒にいたいから結婚したの。それ以外なんかある?」
「騒いでるのはあんた(記者)達だよね!?何で私が謝罪するの?」
「橘呉羽はカイジの妻である前に“呉羽”です。これからも好きに生きようと思います。カイジと一緒に」
「(今日ここに来たのは)自分以外の何者にもなれないって確かめるため」

もう名言のオンパレード!やっぱ呉羽さんって凄いわ。この記者会見を優しい眼で見つめるカイジさんが本当に素敵でした。「それでこそ呉羽だ」と言わんばかりの表情を見ているだけでこっちまで安心です

2人の重い決断

朱里の居所を掴んだ晶はすぐさま彼女の元へ。そこで「前の会社で上手くいかなかったからって気にする必要はない。朱里さんに合った仕事を見つければいい。私も見つける」と声をかけます。
この言葉を聞いた朱里は思わず涙、そして晶にハグ…。
なんと素晴らしい場面なんでしょう。時間としては短いシーンではありましたが、朱里が抱えていた心の荷物を降ろしてあげられるのは晶だったと見せつけられました。良かった良かった

懐の爆弾

2日ぶりに出社した晶。再び社長と対峙することに…
「社長以外ボンクラなら社長の言葉は、社員のだれにも通じていないことになります。悲しくないですか?一方通行の関係はしんどいです。」
そして遂に懐に秘めていた退職願を提出します
晶が立ち向かう姿を見て、他の社員たちもやっと覚醒!「もっと話を聞いてほしい」と正直な気持ちを吐露し出しました。
そんな中、ずっと頼りなくてポンコツキャラだった上野が声を振り絞って言い放った言葉が
「深海さん、次の職場でも頑張ってください」


…よく言ったぞ上野お!まさか上野に泣かされる日が来るとは思ってなかったよ私は!成長したんだね!良かった良かった

恒星の決意

粉飾決算を告発することを再び決意した恒星は知人に「この不正を告発したい」と相談
自分の地位が落ちることを覚悟して、再び自分を取り戻すことを決意して会社へと乗り込んでいきます。
「あんたらの会社の所得隠しもたれこんでおいたから。あ、一発殴っていい?」
と言い放つと、その場で不正に携わっていた社員を一発KO
いや~痛快痛快。スッキリした表情を見せてくれた恒星に乾杯

それぞれの道


無職になった晶に対して、朱里は三郎のラーメン屋で働いている様子。今度は長く続いてくれたらいいなあ
そんな晶の元へ訪ねて来たのは京谷でした
ヨリを戻したいと晶に伝えていましたが、晶の答えは「ごめんなさい」というもの。
分かってはいたものの、やっぱり悲しい。きっとここで晶が京谷のことを受け入れても“幸せ”なんだと思います。でもその幸せは“晶が求めている幸せ”ではない
仲悪くなって別れるよりは全然良いです。京谷も時間かけて切り替えてほしいものだ…

場面は変わって5tapのパーティーへ
ここまで登場したキャラが5tapに集合!すごく賑やかなのに「最終回感」が強くて同時に悲しくなりました。
でも皆元気そうで本当に良かった…。

晶と恒星はパーティーに行く前に2人で静かに飲み会を開催していました
恒星「近くに教会があるんだって。行ってみる?」
おいおい、ここで鐘の音フラグ回収してくるのか…!

晶「鳴らなくても、聞こえなくても、一緒にいることって出来るかな」
恒星「それは…。分からないけど俺たち次第じゃない?」

これはもう告白じゃないですか!!と思っていたらBGM「まっしろ」の歌詞に合わせて教会の鐘が動く!それを見た2人は安心したように手を繋ぎ、そのままドラマは終了致しました

最後に

最後の鐘の音は視聴者に聞こえない演出となっていましたが、あれはきっと晶と恒星の中で確かに鳴り響いていたはず。
リアルで胸に突き刺さる内容で人気を博していた本作ですが、最後は何ともロマンチック&ベタな終わり方をしてくれましたね。
間違いなくハッピーエンド。そして終始静かな雰囲気で進む極上の「ラブかもしれない物語」でした
来週から観れないのが本当に寂しくて仕方がないです
「獣になれない私たち」よ。感動をありがとう!最高のドラマでした

Twitterの反応


https://twitter.com/on_pan_man/status/1073089647964696576

それぞれの道を決めた晶、恒星、京谷、朱里、呉羽のその後が見たいような…。流石にそれは贅沢か…

関連記事一覧