『大恋愛 ~僕を忘れる君と』最終話 感想|真司と尚に起こった最後の奇跡に涙が止まらない

【最終話 あらすじ】

家族に何も告げず、手紙と携帯電話を残し姿を消した尚(戸田恵梨香)真司(ムロツヨシ)は警察に相談するが、事件性が確認できないため動けないと言われてしまう。薫(草刈民代)侑市(松岡昌宏)も駆けつけ、病院にも尚の行方を確認するが情報はなく…。
真司は、自分が怒鳴ったから尚が混乱してしまったのではないかと自分を責める。

それから8ヶ月。
未だ見つからない尚の消息を案じ、テレビの行方不明者捜索番組で、薫が情報提供を呼びかけることに…。

“10年間の愛の物語”がついに完結!
ラストに起こる温かな奇跡をお見逃しなく!!

※ネタバレ有

ウエディングドレス

薫との結婚で母・千賀子(夏樹陽子)との間に溝ができたままになっていた侑市。

父・誠一郎(橋爪淳)に説得され、薫を連れて実家を訪ねることに。

頭を下げる薫に対し、千賀子は「結婚式はいつにするの?」と自らがデザインしたウエディングドレスを持ってきたのでした。

「これを作って、あなた方が頭を下げに来るの待ってたの」という言い方が侑市ママっぽい!

いや~、認めてもらえてよかったね。もうひとつの大恋愛は無事にひと区切りついた。あとは尚ちゃんが見つかってくれれば・・・

公平との再会

尚を探し回る真司。とある病院で、車いすに乗った松尾公平(小池徹平)に偶然出会います。

もうすっかり真司のことなど記憶にない公平は「こんにちは」と朗らかに挨拶を。

この時の公平の姿は衝撃的でしたね。前々回で見た公平と比べると、まるで別人のような雰囲気。小池徹平さんの演技力すごいわぁ。

終始子供のような笑顔を浮かべる公平の幸せそうな姿を見た真司は、これ以上尚を探さない方がよいのでは、と考え始めていました。

真司から相談を受けた先輩・木村(富澤たけし)は、「やっとわかったか。衰えていく自分を見られたくない彼女の気持ち」と話します。

それでも、心から愛した女性に会えないことが、ただただ寂しいと涙ながらに訴える真司。

木村は「そんな女性に出会えただけで、お前は超絶ラッキーボーイなんだ」と言い聞かせるのでした。

やっぱり木村さんの言葉は心に響きますね。いつも気丈に振る舞っている真司の本音にもぐっときてしまいました。

水野の本当の思い

真司が帰宅すると、手伝いに来てくれていた担当編集者・水野(木南晴夏)が疲れてうたた寝をしていました。

帰り際、「このままずっと先生のお側にいてもよろしいでしょうか」と切り出します。

「ずっと黙ってようと思ってたのですが・・・」と言う水野に、「それは応えられないよ」と話す真司。

水野さん、好きな気持ちを隠したまま子供のお世話までしてくれてたんだ・・・。これは切ない。

真司もずっと水野さんに手伝わせすぎ!完全に仕事の範囲超えてるから!

尚の居場所

薫がテレビの行方不明者捜索番組に出演したことで、ついに尚の居場所が判明。

真司が尚のもとに向かうと、そこは『砂にまみれたアンジェリカ』の裏表紙にそっくりな煙突の見える、小さな診療所でした。

「尚ちゃん」と真司が声をかけますが、尚は真司のことを忘れてしまっている様子。

やっぱり忘れてたか・・・。予想はしてたんだけどね。つらい。

診療所の医師・朝倉(岡本信人)は、夫や子供に迷惑をかけたくないから死ぬまでここにおいてほしい、と言ってきた尚の気持ちを理解し引き受けたと話します。

朝倉が尚から預かっていたというバッグを真司が受け取ると、その中には真司の本3冊と共にビデオカメラが入っていました。

カメラには、恵一の画像に交じって、病気が進行していく尚の様々な姿が残されていました。

真司のことを想い出せる時間が少なくなっている中、「真司、好きだよ。」「真司に会いたい。」と話す尚。

感情を必死に抑えながらも、記憶がなくなるまでずっと真司のことを想い続けてたんですね。真司の号泣により私の涙腺が見事に崩壊しました。

出会いから

海辺にいる尚のもとに向かった真司。「はじめまして」と声をかけます。

最愛の人に「はじめまして」って言う気持ち。想像もできないほどつらいよ。

真司が持ってきたアップルパイを頬張ると、尚の顔に初めて笑顔が浮かびました。

本が読めなくなってしまった尚に、真司は『脳みそとアップルパイ』を読み聞かせます。

間宮真司という名前に反応する尚。初めて2人が結ばれたシーンでは声をあげて笑い、「私もそんな恋してみたいな」と呟くのです。

アップルパイをおいしそうに頬張る姿といい、小説での笑うポイントといい・・・記憶がなくなっても変わらない尚ちゃんにホッとしました。

奇跡の瞬間

恵一や薫のことも忘れてしまっている尚。

恵一は「お母さんと初めて会ったように喋る」という真司からの任務をしっかりと遂行します。

お母さんはもうすぐ帰ってくるから、と初めて会ったフリをし続ける恵一くんの姿が健気で・・・本当にえらい子です。

そして、娘に「こんにちは」と挨拶をしなければいけない薫さんの悲しみ。涙をこらえきれない薫さんの姿に胸が締め付けられました。

海辺で、真司は『もう一度第一章から』を読み聞かせます。

居酒屋で尚が真司にアテレコで気持ちを伝えたシーン。「迷惑かけるけど・・・」と真司が尚のセリフを読むと、隣で聞いていた尚が「一生懸命生きるから、よろしくお願いします」と続きを言ったのです。

ハッと顔を上げ、尚を見つめる真司。尚はかつての笑顔で「やっぱり真司は才能あるね」と。

尚ちゃんが、思い出した・・・!もう涙が止まりません。

尚ちゃんを抱きしめて涙を流す真司と、優しく微笑む尚ちゃんの姿が本当に美しい。

たった一瞬だけ、神様が与えてくれた奇跡でした。

2023年1月。

尚は発見された1年後、肺炎でこの世を去りました。

大きくなった恵一は、真司から黒酢はちみつドリンクを受け取り、学校へ走っていきます。

真司は、水野から届いた新刊『大恋愛~僕を忘れる君と』を仏壇の尚に見せ、「尚ちゃんとのことはもう終わり!これからは新しい世界に挑戦するから、見ててね!」と話しかけるのでした。

Twitterの反応

https://twitter.com/cosmos_drama3/status/1073580967518846979

つらくて、切なくて、悲しいけど、とっても美しい最終話でした。

最後に起こった奇跡の瞬間には、鳥肌がたつほど感動。一瞬だけでも真司を思い出せて本当によかった。

まさに「大恋愛」。素敵なドラマでした。しばらくは思い出し泣きに気をつけようと思います。

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