レビュー

『アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング』 感想  HAPPYの連鎖が止まらない!勘違いヒロインからパワーのおすそ分け

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観ると元気になれると話題の超ポジティブコメディ『アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング』。

自分に自信の持てない女性が勘違いの力だけで人生逆転!

最高にパワフルなヒロインに魅了されること間違いなしの作品である。

あらすじ

主人公は、容姿にコンプレックスがあり、悶々とした毎日を過ごしているレネー。

ある日、自分を変えようとダイエットを決意しジムに通い始めるが、転倒して気を失ってしまう。

目が覚めたレネーは、頭を強打したことで自分の見た目が絶世の美女になっていると思い込むようになり、性格も超ポジティブに。

すっかり自信に満ち溢れた彼女は、仕事も恋も絶好調になるのだが……。

思い込みの力

 

何かをきっかけに女性が美しく変身するシンデレラストーリーはよくある話だが、この作品のおもしろい所は見た目が変わらないこと。

ジムで頭を打って美女に変身・・・ではなく、美女になったと本人だけが思い込んでいる。

見た目はぽっちゃりなままのレネー。

自信たっぷりで男をあしらう姿は観客の笑いを誘う。

エイミー・シューマーの演技力

主人公のレネーを演じるのは、『エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方』でゴールデングローブ賞最優秀主演女優賞にノミネートされた人気コメディエンヌのエイミー・シューマー。

頭を打つ前後で外見は全く変わらないレネーの変身ぶりを、表情やさりげない仕草などで見事に表現している。

どんどん魅力的になっていくキュートなレネーから目が離せない。

エイヴリーの強烈キャラ

パワフルで強烈なキャラのレネーに負けない存在感を放っているのが、エイヴリーを演じたミシェル・ウィリアムズだ。

大手コスメ会社の美人CEOでありながら、声にコンプレックスを持っているという複雑な役どころ。

特徴的なハイトーンボイスや妙に近い他人との距離感など、奇妙なキャラクターを好演している。

話題作として記憶に新しい『ヴェノム』の時とは全く違う彼女の姿にも注目だ。

吹替版もおすすめ!

今回、日本語吹き替え版で主人公レネーの声を担当したのは渡辺直美さん。ナイスキャスティング!

最初の自分に自信を持てないレネーと、頭を打って美女だと思い込み、自信たっぷりに振る舞う彼女とのギャップを見事に表現している。

ストーリー中盤でのレネーのパフォーマンスも見どころ。渡辺直美さんのビヨンセのモノマネを彷彿とさせる、吹き替え版ならではの魅力を味わうことができる。

パワーをもらえる応援歌

レネーだけではなく、劇中に登場する一見完璧な美女も何かしらのコンプレックスを抱えている。

誰にでも自分の好きになれない部分は少なからずあるのだ。

しかし、そんな自分を否定し続けるのではなく、肯定してあげることが大切。受け止め方次第で、周りの見る目も自分自身も変わることができる、というド直球なメッセージに心をぐっとつかまれた。

難しいことは考えずに気楽にこの作品を観てほしい。

素直に笑って泣けて、観終わった頃には少し自分のことが好きになれるだろう。

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