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劇場で観ることはできない…上映禁止になってしまった映画 7選 【観覧注意】

『映画』これは素晴らしいエンタメ。

そして影響力も非常に大きく、様々なメッセージを伝えられる最高の手段でもあります。

しかし、そんな特色があるが故に、あまりにも恐ろしかったり、あまりにも過激な作品は上映禁止されることもあります。

今回はそんな上映禁止に追い込まれた作品を紹介していきます!

※衝撃画像があるのでご注意ください

1.死霊のはらわた

1981年公開のカルト映画。

あらすじ

休暇を楽しく過ごそうと、アッシュ、姉のシェリル、恋人のリンダ、友人のスコットと彼の恋人のシェリーら5人の若者たちは、森の小屋を訪れた。
その地下室を物色していたスコットは偶然『死者の書』とテープレコーダーを見つけ、興味本位でテープを再生してしまう。
録音されていたのが、「森に封じ込められていた悪霊を蘇らせてしまう呪文」だと知らずに…。

こちらの映画は人気も高く、後に続編が作られ、現在でもリメイク映画やテレビドラマが製作されるほどです。

そのような続編やリメイクの中でも、その原点となる『死霊のはらわた』が最高の恐怖を感じられます。

映画を通して、あまりにも酷い描写、残虐な演出が多かったため全世界から批判を受けました。

そして、その中で最も物議が大きかったシーンが、「悪魔が乗り移った木が裸の女性を襲うシーン」だと言われています。

その他にも過剰なまでに映される出血シーンや暴力的シーンなどが問題視されることに。

その結果、フィンランド、スウェーデン、ドイツ、アイスランド、アイルランドなどで上映禁止になりました。

2.エクソシスト

1973年に公開された、少女にとりついた悪魔と、命がけで悪魔祓いを行う神父との激しいバトルを描いたホラー映画。

あらすじ
イラク北部で、遺跡を発掘調査していたランカスター・メリン神父は、悪霊パズズの像を発見。
そこで彼は「この邪悪な宿敵と再び対峙する日が近い」と予感します。

一方、ワシントン・ジョージタウンに住むクリスと一人娘のリーガン。
ある日、クリスはリーガンの異変を感じるようになり、声は邪悪な響きを帯び、形相も怪奇なものに豹変、言動も荒々しく以前のリーガンの面影はなくなっていきました。
医者へ行っても見放され、クリスはリーガンに悪魔が憑いていたことを知った。

そして、悪魔祓いの主任に命じられたランカスター・メリン神父が悪魔との儀式を行うのだが…。

世界的にも有名なのでご存知の方も多いのではないでしょうか?

当時、興行収入一位を獲得。

第46回のアカデミー賞で

悪魔が乗り移った少女の表情がえげつないことになっていたり、首が反転した少女の描写があったりトラウマになってしまうほどのシーンが数多くあります。

そのような衝撃シーンが多くあるため、「上映中に観客が気絶し、救急車で運ばれた」という逸話が残されているほど…。

公開されて以来、映画のみならず各方面に影響を与え続け、ホラー映画の傑作と言われています。

そんなエクソシストは、イギリス、シンガポール、マレーシアなどの多くの国で上映禁止に。

また、宗教的な理由で上映禁止されている国もあります。

3.悪魔のいけにえ(The Texas Chainsaw Massacre)

マスクを付けてチェーンソーを暴れながら振り回し、時世者を量産していく、最恐の殺人鬼を描いた1974年に公開されたホラー映画。

あらすじ

墓荒らしが頻発しているテキサス州。
5人の男女が帰郷がてら墓の無事を確かめるために訪れた。
一行はその道中で一人のヒッチハイカーを拾うが、ナイフで自傷行為に及び、切りかかるなどの異常な行動を起こす。
その後、ガソリンを分けてもらうために近隣の家を訪れるが、そこには先ほどのヒッチハイカーやその弟である殺人鬼・レザーフェイスの住処だった。
一人また一人とレザーフェイスにより殺されていく一行。
そして、問題の墓荒らしの犯人はレザーフェイス一家(ソーヤー家)であった…。

この作品の上映禁止になった理由は、言うまでもなく酷すぎる惨殺シーンの数々。

映画自体はフィクションとなっていますが、実は元となった「エド・ゲイン」の連続殺人事件がベースとされています。

イギリス、ブラジル、オーストラリア、スウェーデンなど数多くの国で上映禁止に。

それに加えて、上映していた国でも、観客からの信じられないほど多い苦情が寄せられ、上映を中止する国が続出。

このように、続々と上映禁止になっていった問題作だったのにも拘らず、興行的には大成功。

さらにその後のホラー系映画に多大な影響を与えました。

真に迫った殺人の描写やそのプロットは数多くのフォロワーを産み、マスターフィルムがその描写の芸術性を評価し、ニューヨーク近代美術館に永久保存されることになりました。

4.ナチュラル・ボーン・キラーズ(Natural Born Killers)

1994年公開された、1組のカップルが様々な場所で殺人を繰り返すクライムアクション映画。

あらすじ

片田舎の場末レストランに立ち寄ったミッキーとマロリーは、音楽に合わせて踊るマロリーに卑俗な言葉を浴びせる客との大乱闘と殺戮の上、レジの金を掴むと、生かしておいた男性客に「ミッキーとマロリーがやったと言え」と告げる。実は彼らは凄惨な生い立ちを抱えていた。父親から性的虐待を受けて育ったマロリーは肉屋の配達のバイトをしていたミッキーと恋に落ち、マロリーは両親を殺し、ミッキーとマロリーは逃避行に走るがそこから愛と殺戮の旅路が始まり、やがてミッキーとマロリーは時の英雄のごとくマスコミから注目される。TV番組キャスターのウェイン・ゲールと所長ドワイト・マクラスキーが彼らを追う。

この作品は物語の内容もさることながら、作品が社会に及ぼした影響が恐ろしかったんです。

映画の中で殺人を繰り返したカップルが英雄のように称えられるようになり、雑誌の表紙を飾ったり、Tシャツにプリントされたりと、殺人者や殺人行為を称賛するような表現が多すぎたことが問題視されました。

これにより、アイルランドでは上映禁止、アメリカでも問題のある約4分間をカットして公開される運びに…。

ここまでは、まだ許せる範囲ですが、この映画は現実に起きた犯罪に大きな影響を与えることになっていたんです。

1999年に起きた「コロンバイン高校銃乱射事件」の犯人として捕まった少年。

実は犯行当時、映画の登場人物と同じ服を着ていたり、劇中のセリフを叫んでいたりと、ナチュラル・ボーン・キラーズが少年に悪影響を与えたことが指摘されました。

この他にも実際にこの映画を模倣した犯行が各地で発生しています。

この映画を観ることになっても、その犯人に感化されることのないよう注意してご覧ください。

5.マイキー(Mikey)

「見た目は子供、頭脳は殺人鬼」そんな9歳の少年、マイキーが自分の里親や友人を次々と殺人していく作品。

あらすじ

9歳の少年マイキー(ブライアン・ボンソール)は、レイニー家の養子として暮らしていたが、ある日の白昼、両親と妹を次々に殺害する。
しかし、当然子供のマイキーを疑う者はおらず、次に子供を切望していた夫婦、トレントン家にまた迎え入れられる。
しばらく平和な日々が続くが、隣に住む同級生ベンの姉ジェシーをマイキーが気に入り、その恋人を嫉妬心でプールで感電死させてしまう。
続いてマイキーは養父母や学校の先生を次々に殺していき姿を消す。
全てを感知したジェシーは、マイキーが再び獲物を求めて現れるのではないかと勘繰るのだった。

9歳という幼い子供ですが、自分位容疑がかからないように、必ず「事故死」に見せかけるという用意周到な面も持ち合わせるまさに殺人鬼。

そして、自分の犯行に気づき始めた人間がいれば、その人物をさっさと始末。

それを繰り返し犯行を重ねていきました。

これが上映禁止になった理由は単純明快で、子供が殺人を繰り返す衝撃的な内容のため。

1992年に公開されて以来、多くの国で上映禁止となり、イギリスでは現在でも上映禁止されています。

6.食人族(Cannibal Holocaust)

この映画はタイトル通り、食人や原住民の生活を題材にした1980年に公開されたイタリア映画。

あらすじ

密林に住む原住民のドキュメンタリー映像を撮るために現地に向かったクルー。2ヶ月も音信不通のまま行方が分からなくなる。
そこで主人公たちが捜索に行くが、彼らはクルーが撮影したと思しきフィルムを発見し、そこに映った驚愕の真実を知る…。

公開されて以降、世界中で物議が起きましたが、人気は根強くリメイク作品「グリーン・インフェルノ」も製作されること。

人類の三大タブーである

  • 殺人
  • 近親相姦
  • 食人(カニバリズム)

のうち食人を題材とした作品で、ドキュメンタリー風の作風のため観客が実際に起きた事件だと勘違いするほど。

それが激化し、この作品が「スナッフ映画(実際の殺人場面などを入れた違法映画)」ではないかと容疑をかけられ、監督が逮捕される事態にまで発展してしまいました。

その要因としてドキュメンタリーの作風に加え、原住民が人肉を食べているシーンや殺害シーンが生々しいシーンが多かったためだと考えられます。

さらに、ネズミを虐殺したり、子豚を撃ち殺したり、動物を虐待するシーンもあり、それらのシーンはノンフィクション。

少なくとも8匹の動物が実際に殺されているようです。

実際に虐待したシーンを撮影したものでそのような背景から、イギリス、ドイツ、イタリア、ニュージーランドなど50か国以上で現在でも上映禁止になっています。

7.時計仕掛けのオレンジ(A Clockwork Orange)

1971年に公開されたスタンリー・キューブリック監督作品。

あらすじ

仲間と徒党を組んで街へ繰り出し、毎日暴力行為の限りを尽くしていた主人公のアレックス。
しかしある時、仲間の裏切りに遭い警察に捕まるハメに…。
そして刑務所の中で、彼はある恐ろしい「矯正プログラム」を受けることになる…。

この作品も、ナチュラル・ボーン・キラーズ同様、模倣犯を作り出してしまいました。

中でも悪名高い犯罪は、少年のグループが「雨に唄えば」を歌いながら少女を暴行した事件。

作中でも主人公のアレックスと少年組の”ドルーグ”が同様の犯行を侵すシーンが描かれていました。

このような映画の内容を模倣した犯罪が多発したうえに、キューブリック監督本人が脅迫を受けたことから、監督自ら上映を取りやめました。

その後、30年間、一般人がこの作品を観ることは困難になるほどの問題作。

映像的に衝撃的なシーンが多かったことから、アイルランド、シンガポール、マレーシア、スペインなどでも上映禁止になりました。

最後に

以上が上映禁止になった映画7選でした。

上映禁止理由として、衝撃的なシーンが多いことは想像できましたが、実際の犯罪にまで影響を及ぼしたという理由には映画の凄さに驚かされますね。

それ程にリアルで、人々の心を動かすものであるという証拠にもなります。

もちろん悪影響を及ぼすものは今回のように上映禁止になりますし、公開はするのは危険です。

この記事で映画の凄さを再確認していただければと思います。

ちなみにこれ以外にも上映禁止になった作品は数多くあり、有名な作品も上映禁止されている作品は多くあるんです。

それについては次の機会にお話しますね。

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