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『世界でいちばん悲しいオーディション』アイドルを夢見る24人の笑顔・絶叫・叱咤・そして涙のドキュメンタリー映画

この映画は、アイドルが楽しくデビューを目指す、キラキラした作品ではありません。

誤解を恐れずに言うと、『スポーツ選手がレギュラーを目指して、努力を繰り返す』そんな熱いドキュメンタリー映画。

そもそも皆さんは、『アイドル』にどのようなイメージを持っているでしょうか?

可愛くて、華やかで、誰にも笑顔で元気を与えてくれる天使のような存在。

これが『アイドル』という存在の一般的なイメージではないかと思います。

しかし、ここで映っているアイドルはそれとは大きく異なる、裏の面。

普段は見せないアイドルがアイドルたる為に必要な部分を描いた、泥臭く、熱い物語です。

※オーディション結果記載

『BiSH』『BiS』の所属事務所「WACK」が主催したオーディションをそのまま描く。

いまやアイドルと言えばAKBグループや「乃木坂46」「欅坂46」などの坂道シリーズの勢いが止まらない。

それに対抗するかのように別路線のアイドル『BiSH』『BiS』『GANG PARADE』。

それらのアイドルが所属しているのが音楽事務所「WACK」。

今作はその「WACK」が主催する合同オーディションに密着したドキュメンタリー映画です。

『世界でいちばん悲しいオーディション』を簡単に語ると

笑顔

叱咤

絶叫

そして涙…

アイドルの普段は見えない、辛い裏側が垣間見える。

アイドル好きはもちろん、アイドルが笑顔を見せるだけの存在だと思っている人にも見てもらいたい作品です。

『世界でいちばん悲しいオーディション』見どころ

アイドルを目指す少女たちをリアルに映した『世界でいちばん悲しいオーディション』。

この壮絶なドキュメンタリー映画の見どころを紹介します。

過酷すぎるオーディション

九州の離島・壱岐島で「アイドルになる」という夢を叶えるために行われた、新たなアイドルを発掘・育成する過酷な合宿オーディション。

アイドルを夢見る24人の少女たちが2018年3月12日から18日にかけての壮絶な一週間を過ごしました。

オーディション内容は、歌やダンスはもちろん、マラソンやスクワット対決、人生ゲームなどといった試験で審査が行われていきます。

  • 歌やダンスといったアイドルのパフォーマンス面。
  • 人生ゲームで試されるアイドルとして重要な運。
  • そしてマラソンやスクワット対決ではアイドルとしての強い気持ち。

アイドルとしての素質を総合的に試されるオーディション内容となっています。

この壮絶さは、『世界でいちばん悲しいオーディション』の予告編を見れば分かるでしょう。

華やかなアイドルの裏に存在する”少女たちの壮絶な努力”

アイドルは華やかなイメージを持つ存在。

そのためアイドルのオーディションの様子はあまり表に出ることはありませんでした。

しかし、最近では「ラストアイドル」のようにテレビ番組としてアイドルのオーディションや、坂道グループでも動画配信サービスを利用したオーディションを行っていたりとその様子はどんどん応援する方の目に見える場所に出てきています。

とは言っても、それらのオーディションに暗い場面は少なく、あくまで華やかなアイドルのイメージを損なうことはありません。

しかし、今回『世界でいちばん悲しいオーディション』でリアルに映し出されたのは、今まで見られることが無かったアイドルのオーディションの全て。

それを映画という作品で公開するという本気度。

これは「BiSH」や「BiS」という型破りなアイドルが所属している事務所「WACK」だからこそ出来ることではないでしょうか?

アイドルを目指す少女たちの本音を見られる

この作品で重要なのが「一週間の密着」という点。

そこで移されるのは、オーディションに全力で挑む姿やただの少女である”素”の部分もある。

厳しいオーディションのため、不満を漏らしたり、問題が生まれたりすることもあるでしょう。

それを隠さずに公開していること。

アイドルを目指す少女たちの本音を垣間見ることができる点が他には見られない特殊な点です。

こんな本音も見られます笑

そして、WACK代表取締役であり、『世界でいちばん悲しいオーディション』のプロデューサーでもある渡辺淳之介さんの苦悩も描かれています。

アイドルをオーディションする側の苦悩という新しい視点でもアイドルという存在を確かめることができるでしょう。

活躍している先輩アイドルの姿も必見!

このWACK主催のオーディションには、当時すでにWACKのグループに所属し活動していたメンバーも参加しています。

そのメンバーがこちら。

  • 「BiSH」からモモコグミカンパニー
  • 「BiS」からパン ・ ルナリーフィ、ペリ ・ ウブ
  • 「GANG PARADE」キャン・GP・マイカ

以上の4名は、この4名の中で順位を争い、最下位になったメンバーは改名するという条件で参加していました。

そのため、以上のメンバーも”ガチ”参加しているので、1つの見どころといっていいでしょう。

オーディションはすでに終わっているので、既に結果はわかるのですが、改名したメンバーは「キャン・GP・マイカ」。

ちなみに元の名前は「キャン・マイカ」でした。

既に活動中の合格メンバーのオーディションの姿を見られる

オーディションは2018年3月18日には終了しており、合格発表済み。

合格したメンバーはもう既に『GANG PARADE』『EMPiRE』『BiS』『BiSH』の4グループで活動中です。

その振り分けがこちら。

GANG PARADE リソリソ(現:ハルナ・バッ・チーン)
ヨコヤマヒナ(現:月ノウサギ)
EMPiRE ミチハヤシリオ(現:MiKiNA EMPiRE)
ヤヤ・エイトプリンス(現:MAHO EMPiRE)
 

BiS 1st

セントチヒロ・テッテ
ガミヤサキ(脱退)
オレンジコバンパイア
BiS 2st アユナ・C
チョウショージメグミ

どのグループもWACKらしい独特な雰囲気を持つアイドルグループで、私個人的にもBiSHは凄く好きです笑

すでに活動している本物のアイドルのオーディション風景を見られるというのも凄く素敵なことだと思います。

そのアイドルがどのような過程を経て、どのような思いで今アイドルとして活動しているのか。

それを映画を通して知ることができるので、以上で上げたグループに興味がある方は必見の映画です!

最後に、カメラマンである岩淵弘樹さんの素敵なコメントで締めたいと思います。

24人のオーディション候補生たちが主役のドキュメンタリー映画です。

1人1人の感情の沸点を基点に構成し、地を這ってでも夢に向かう人間のひたむきさを描きました。

さらに、夢が壊れた時に人はどうなるのか? また立ち上がるのか? 逃げ去るのか?

そして、感情のブレーキが壊れ、覚醒した集団はどこに向かうのか?

少女たちが限界を越えながら全力で駆け抜けた1週間を、ぜひ劇場で目撃してください。

映画ナタリー

『世界でいちばん悲しいオーディション』

公式サイト:世界でいちばん悲しいオーディション

Twitter公式アカウント:@sekakana_movie

公開日:2019年1月11日