『クリード 炎の宿敵』これは魂が震える“最アツ”な人間ドラマだ

1976年から人々に愛し続けられている『ロッキー』シリーズの最新作『クリード 炎の宿敵』。

試写会での満足度はなんと98%!

人生をかけた決戦に涙してしまうこと間違いなし…!?

作品概要

「ロッキー」シリーズを新たな主人公アドニスの物語として復活させた『クリード チャンプを継ぐ男』の続編。

『ロッキー4 炎の友情』で、アドニスの父であり、ロッキーの盟友だったアポロ・クリードの命を奪ったイワン・ドラコの息子ヴィクターが登場し、アドニスが因縁の対決に挑む姿を描く。

監督は短編やテレビシリーズを手掛けてきた新鋭スティーヴン・ケイプル・Jr。

前作から続いて、アドニス役をマイケル・B・ジョーダン、ロッキー役をシルベスター・スタローンが演じ、スタローンは脚本も担当した。

あらすじ

ロッキーの指導を受け、ついに世界チャンピオンに上り詰めたアドニスに、リングで父アポロの命を奪ったイワン・ドラゴの息子ヴィクターが挑戦状をたたきつける。

ロッキーの反対を押し切り、父のリベンジを誓って試合に臨んだアドニスは、ヴィクターの反則行為によって勝利したが、ボクサーとしてその結果に納得できず心身ともに不調に陥ってしまう。

やがて婚約者のビアンカが出産して父親となったアドニスは、ロッキーから“父親”という存在の大切さを諭され、しばらく一線から遠のくことに。しかし、「ボクシングこそが自分そのもの」と気づいたアドニスは、ヴィクターとの再戦を決意する。

家族の物語

『クリード チャンプを継ぐ男』の続編となる本作では、“家族”のドラマがフォーカスされている。

偉大な父の雪辱を果たそうと暴走するアドニスの思い。子供が生まれて父親となってからの心の変化。

妻と娘という大切な存在がいるからこそ負けられない、というアドニスの気持ちがひしひしと伝わってくる。

そして、そんなアドニスを正しい道へ導こうと悩み葛藤するロッキー。

アドニスの“父”(のような存在)として、そして自分の実の息子の“父”として成長していく彼の姿も見どころだ。

本作では、アドニスとロッキーの前に立ちはだかるドラゴ親子のドラマも描かれている。

ロッキーに敗れたことで何もかも失ったドラゴ。

消えない痛みと憎しみを抱えるからこそ、何としても勝ちたいという強い思いが彼にはあるのだ。

そんな父親の思いに応えようと、必死に厳しいトレーニングに挑む息子ヴィクター。

この2人にもまた、アドニスとは違った親子の絆がある。

“憎むべき敵”であるはずなのに、まさかドラゴ親子に泣かされることになるとは誰も想像もしていなかっただろう。

ドラゴ親子を主役とした作品もぜひ見てみたい。

アツいキャスト陣

今回、脚本も担当したシルベスター・スタローン。

1976年に『ロッキー』が公開されて以来ロッキーを演じ続けてきた彼は、この『クリード 炎の宿敵』を最後にロッキー役か引退することを発表している。

「何よりも素晴らしいのは、“ロッキー”は永遠に不滅で、ファンの心の中で生き続けることなんだ」

さすが、言うことがかっこいい。

彼は『ロッキー5』と『ロッキー・ザ・ファイナル』が公開された時にも引退を宣言していた……が、しかし、今となってはスタローンも72歳。

もしかしたら、本当にこの作品がロッキーとしての最後の姿かもしれない。

しっかりと目に焼き付けておこう。

33年ぶりの復活

さらに、ドラゴ役のドルフ・ラングレン復帰にも注目したい。

一度は出演を辞退したものの、脚本の完成度と父子の物語に感動して出演することを決意したという。

彼がこのシリーズでスクリーンに登場するのは『ロッキー4/炎の友情』以来33年ぶり。

まさか、またラングレンのドラゴを見られる日がくるとは……ファンにとっては激アツのサプライズとなったのではないだろうか。

なぜ闘うのか

ロッキーのテーマ曲、倒されてもまた立ち上がる姿。

王道だけどそれがいい。何度聞いても、何度観ても魂が震える感動がそこにはある。

さらにそこに家族の物語が加わった本作は、男性でもハンカチ必須!

ぜひ、このアツい人生の戦いを見届けていただきたい。

関連記事一覧