『九月の恋と出会うまで』 高橋一生×川口春奈の魅力に惚れる

「書店員が選んだ、もう一度読みたい恋愛小説・第1位」に選ばれた、松尾由美の同名小説が原作の映画『九月の恋と出会うまで』。
主演の高橋一生と川口春奈さんの魅力に心奪われました…。

あらすじ

あるマンションに引っ越してきた志織は、新しい部屋で不思議な声を耳にする。
「こちらは1年後の未来です。あなたに危険が迫っています!」
その声は強盗殺人に遭うところだった志織を助けるため、未来から時空を超えて届いた誰かの声だった。
志織からこの不思議な出来事の相談を受けた小説家志望の隣人・平野は、志織が本来遭うはずだった強盗から助かったことにより、〈タイムパラドックス〉が生じてしまうことに気がつく。
それは過去の出来事を変えたことで、1年後に志織の存在が消えてしまうことを意味していた。
“未来からの声の主”を探すためふたりは奔走するのだが――

※ネタバレ含みます!

ファンタジー感

“未来の誰か”からの声によって命を救われた志織。
しかし、志織が生きていることによって、“未来の誰か”は1年後に志織を助ける理由がなくなってしまう…。
この矛盾=タイムパラドックスが物語の軸となっていきます。

劇中では、高橋一生さん演じる平野がこのタイムパラドックスについて説明するシーンがあるので、わかりやすくて好印象でした。
SF的な展開に連続に、前半からワクワクが止まりません。

あと、志織と平野が住むマンションの雰囲気もとてもよかったですね。
芸術が好きな人たちが集まるオシャレでちょっと不思議なマンション。住人もあまり生活感がない。
SF要素の強いストーリーと相まって、なんだか夢の世界にいるような心地になりました。

ピュアなラブストーリー

物語の中盤からは、一気に恋愛要素が強まります。

タイムパラドックスを解消するために奔走する中、平野と志織が徐々に惹かれ合っていく過程がとても自然で清々しかったです。
これぞ「純愛」という感じ。

2人並んで歩く帰り道。少し触れ合った手をお互いに意識し合っている姿なんかは、見ていて微笑ましい限りでした。
近づきそうでなかなか近づかない距離感が、もう…たまりません。
しかし、2人の関係がいい感じになってきたタイミングで、志織の元カレ・真一が同じマンションに越してきます。

その時の平野の表情が切なすぎて…
「なんで引っ越してきたんだ!!」と、思わず真一に対する怒りが爆発した瞬間でした。

志織と真一の「運命の再会」なんて、まぁちょっと…というか、かなり都合が良すぎる展開にも感じてしまいますが……
ラブストーリーとしてはとてもハラハラさせられる展開でした。

高橋一生&川口春奈の魅力

本作で主演を務めた、高橋一生さんと川口春奈さん。
38歳と24歳というという年齢差にまったく違和感を覚えなかったことに驚きです。

この2人の組み合わせがものすごく魅力的で、すっかり目を奪われてしまいました。

高橋一生

少し風変わりな小説家のたまご。
常にオドオド気味で挨拶をしてもなんだか素っ気ない。でも、趣味の話になると饒舌に…
そんなちょっとクセの強い役に、高橋一生さんが見事にハマっていました。ごく自然!

なんだか頼りない雰囲気で、男としては決してかっこいいキャラクターではないのに、高橋さんが演じることで魅力が引き立っていたように感じます。

志織に対する思いや言動がストレートなのも素敵。
気づいた時には、平野の恋を心から応援している自分がいました。

高橋さんにとって、恋愛映画の主演は本作が初。
一見意外なように感じますが、思い起こしてみると高橋さんがこんなにもスクリーンに出ずっぱりなのは確かに見たことがなかったかも…。

ぜひ、これからもラブストーリーの主演を飾っていただきたいです。

川口春奈

川口春奈さんの可愛らしさには終始見惚れてしまいました。
もう、登場シーンから強烈に可愛い!

平野のキャラと比べて変なクセもなく、しいて言うなら個性的なのはお人よしすぎるところくらいでしょうか。
キャラクターも含めて文句なしの可愛さは、まさに王道のヒロインといった感じです。

志織のオシャレなファッションも注目のポイント。
趣味のカメラを携えたメガネ姿や、鮮やかな色のコートの爽やかな着こなし。特に女性の方は必見ですよ!

ラストの展開は…

原作とは違う映画版オリジナルのエンディングとのことですが…
これはなんとなく予想していた通りのラストでしたね。

でも、クライマックスに向けての展開のスピード感はとてもよかったです。自然と見入ってしまいました。

驚きの展開はなかったものの、最後まで心温まる世界観だったのがすごくよかったです。
逆に、大きなどんでん返しや派手な展開がなくてよかったのかも……。

まとめ

映画『九月の恋と出会うまで』をご紹介しました。
派手な展開を求める方にとっては物足りなく感じるかもしれませんが、ほっこりと心温まるストーリーがとても心地いい作品でした。
落ち着いたラブストーリーなので、大人が観ても違和感なく物語の世界観に浸れるはずですよ。
少しずつ春の香りがしてくるこの時期にピッタリの映画です!

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