
dTVで時代劇を見るならこの作品!見終わった後に残る余韻が名作の証
時代劇、それは生きることの美しさと強さを教えてくれるジャンルです。
「野心と心意気でのし上がる武士の生き様」
「男気があって仲間思い溢れる仁義の心」
もう、痺れますね。
こんな熱い人間になりたいと憧れさえ抱きます。
そして「必殺仕事人」のように、大悪党をバッサリ成敗する分かりやすい勧善懲悪ストーリーも時代劇の魅力の一つです。
サスペンスドラマのように悪人の情景まで描かれた複雑な話と違い、頭を使わずに見ることが出来ます。
そんな魅力溢れる時代劇をもっと見たいあなたに、
「dTVで観ることが出来るおすすめの時代劇映画」をご紹介!
時間を感じさせない濃密な内容、そして魅力的な登場人物のカッコよさに酔いしれちゃいましょう!
Contents
- 1 dTVで観れるおすすめの時代劇映画トップ8【日本】
- 2 dTVで観れるおすすめの時代劇映画トップ8【韓国・中国】
- 3 まとめ
dTVで観れるおすすめの時代劇映画トップ8【日本】
日本の時代劇と言えば、江戸時代に生きる人情溢れる男たち、そしてそれを支える女性が魅力ですね。
ではdTVで観れるおすすめの日本の時代劇映画トップ8をご覧ください。
8位 幕末高校生(2014年)
あらすじ
高校教師・未香子は生徒たちと1868年幕末の江戸へタイムスリップ。
しかし教え子の恵理や慎太郎とはぐれ、さらに雅也とともに幕府に捕えられ、陸軍総裁・勝海舟に預けられる。
その頃新政府軍と幕府軍との間で戦いが始まろうとしていた。
予想通りのコミカル時代劇
現代人が江戸時代にタイムスリップするというSF要素が加わった時代劇です。
高校教師:未香子を石原さとみが演じ、勝海舟を玉木宏が演じるなど豪華俳優陣が出演しています。
特に玉木宏さんの演技には脱帽です。
前半は勝海舟のコミカルな言動で笑いを起こし、後半は時代劇らしいシリアス展開で緊迫感ある演技を披露します。
特に玉木宏演じる勝海舟の殺陣のカッコよさは今作品屈指の見どころです。
7位 武士の献立(2013年)
あらすじ
時は江戸時代。
優れた味覚と料理の腕を持つが、気の強さが仇となり1年で離縁された春は、加賀藩六代藩主・前田吉徳の側室・お貞の方に女中として仕えてる。
ある日、料理方である舟木伝内に才能を買われ、息子の嫁にと懇願された春は2度目の結婚を決意する。
舟木家は代々、藩に仕える由緒ある包丁侍の家だったが、跡取りの安信は料理が大の苦手で、しかも春より4つも年下。
春は、姑の満の力も借りながら、必死に夫の料理指南を始める。
その料理は人を救う。
上戸彩演じる「春」は自分の利益など考えず、ひたすら夫のために尽くす美しい女性です。
ですが、ときには夫の予想を超えた大胆な行動に出るところが面白い。
出来る妻とダメダメな夫の関係だった夫婦が徐々に成長していき、最後には立派な男となった「安信」の姿が…
料理をテーマに描かれる夫婦愛の結末にご期待ください。
6位 壬生義士伝(2002年)
あらすじ
明治32年、東京市。
冬のある夜、満州への引っ越しを間近に控えた大野医院に病気の孫を連れた老人・斎藤一が現れる。
そこで斎藤は、かつて新選組で一緒に戦った隊士・吉村貫一郎の写真を目にした。
幕末の京都。貫一郎は剣術に優れ、名誉を重んじる武士の世界で、金銭を得るために戦う男だった。
斎藤は、そんな貫一郎を嫌いながらも、一目置いていたが……
こんなの泣いちゃうよ…
守銭奴と呼ばれながらも、新選組の他の隊士に一目置かれていた田舎侍「吉村貫一郎」の物語。
時代劇の中でも人気が高い新選組が登場しますが、主役は土方歳三でも斎藤一でもない。
吉村貫一郎という南部地方盛岡藩の脱藩浪士です。
そんな彼の家族への愛、友との友情、武士としての義が溢れる人間ドラマで、随所で泣かせてきます。
特に雪の中、橋の上での娘との別れのシーンにはグッとくること間違いなし。
5位 たそがれ清兵衛(2002年)
あらすじ
庄内・海坂藩の下級藩士・井口清兵衛は妻に先立たれる。
そのため、幼い娘たちや老母の世話、そして借金返済の内職のために御蔵役の勤めを終えるとすぐに帰宅していた。
その様子から”たそがれ清兵衛“と呼ばれることに。
ある日、ある出来事から剣の腕が立つことが知れわたり…
これが、侍
「たそがれ清兵衛」という、とても評判が良いとは言えないあだ名を付けられた下級武士が、外見からは想像がつかない剣術の腕を披露する展開は胸が熱くなります。
そして清兵衛の振るう刀の一振り一振りから命のやり取りが実にリアルに感じられるのです。
数ある時代劇の中でも魂のこもった殺陣を見ることが出来る1本となります。
4位 駆込み女と駆出し男(2015年)
あらすじ
鎌倉にある東慶寺は、江戸幕府公認の駆込み寺だった。
離縁を望む妻がここに駆け込めば問題解決に向け動く拠り所だった。
駆け込んだからといってすぐには入れず、まずは御用宿で仔細の聞き取りがされる。
御用宿の柏屋に居候する医者見習い兼駆出しの戯作者・信次郎(大泉洋)は柏屋の主人・源兵衛とともに、様々な事情を抱えた男女のもつれをほどき、女たちの再出発を支えていく。
やり直しだって出来るんだ
今作品は武士が主役の時代劇ではなく、医者見習いの戯作者・信次郎が主役の物語です。
そして信次郎を大泉洋が演じ、コミカルなセリフ回しでテンポよくストーリーが進んでいきます。
難しい話や用語が苦手な方でも抵抗なく、面白く観ることが出来る時代劇です。
笑ったり、泣いたり色々な感情が溢れ、何度でも見たくなることでしょう。
3位 超高速!参勤交代(2014年)
あらすじ
元文元年春、磐城国の湯長谷藩は江戸幕府から、通常8日かかる道のりにも関わらず突然5日以内に参勤交代をするよう命じられる。
湯長谷の金山を手中に入れようとする老中・松平信祝の策略によるものだった。
あまりにも短い日程を強いられたこの参勤交代。
憤りながらも、藩主・内藤政醇は家老の相馬兼嗣に対策を講じさせるが…
急げ!!!
映画全体で言ったらコメディ時代劇にあたります。
しかし、忠実な時代背景や、登場人物の心情など丁寧に描かれていて時代劇好きにもぜひおすすめです。
また、人がバタバタ死んでいくシリアス展開の時代劇ではないので、見終わった後に爽快感があります。
泣いて笑ってハッピーエンドで終わりたい人に見て欲しい時代劇です。
2位 隠し剣 鬼の爪(2004年)
あらすじ
母の生前に奉公に来ていた百姓の娘・きえと偶然再会した平侍の片桐宗蔵は、彼女のやつれた姿に胸を痛める。
数ヵ月後、きえが過労で倒れたと聞き、宗蔵は嫁ぎ先から強引に彼女を連れて帰る。
その甲斐あって次第にきえは回復していくが、彼の行動は藩内で悪評を呼ぶことに…
その剣は誰のためにある?
どの時代でも正しいことが常に正解に進むわけじゃありませんよね。
今作の片桐宗蔵がまさにそうなんです。
きえのために起こした善意の行動が彼を苦しめます。
ですが、最後まで芯を通す彼の行動に私たちは喝采し、憧れを抱くことでしょう。
心にぽつんとあかりが灯る映画です。
1位 殿、利息でござる!(2016年)
あらすじ
江戸中期。
仙台藩は財政が厳しく、重税にあえぐ百姓や町人たちの破産と夜逃げが後を絶たなかった。
小さな宿場町・吉岡藩もすっかり寂れてしまい、造り酒屋の主・穀田屋十三郎は町の行く末を案じていた。
そんな中、知恵者の菅原屋篤平治がある秘策を打ち出す。
それは、大金を藩に貸し付け、藩から利息を得るというものだった。
目標額は、千両。しかしこれが明るみになれば打ち首必至。
十三郎とその弟・浅野屋甚内、さらに宿場町の仲間たちは、水面下で大金を掻き集めようと知恵を絞り、奔走する。
お金は大事
江戸時代、宿場町では重税によって破産と夜逃げをせざるを得ない窮地に立たされていた。
そんな状況の宿場町を救った町人達の物語になります。
この映画の面白いところは、想像もできないような奇想天外な策で状況を打破していく様子です。
主人公の穀田屋の当主「穀田屋十三郎」を阿部サダヲが演じていることで、コメディ要素が強いのかな?と思いますがそうではありません。
笑いを作りつつも、家族愛があったり、お金の大切さを訴えたりと心に響く名作です。
dTVで観れるおすすめの時代劇映画トップ8【韓国・中国】
時代劇は日本作品だけでなく、韓国や中国を舞台にした作品も人気です。
王宮の裏に隠されたドラマや、戦に生きる武将の生きざまをご覧ください。
8位 後宮の秘密(2012年)
あらすじ
朝鮮時代、王の異母弟ソンウォン大君は、狩りの途中に寄った屋敷で美貌の女性ファヨンに一目ぼれしてしまう。
彼女は使用人クォニュと逃げ出そうとするものの父に発見されてしまう。
ファヨンはクォニュの命を救うために宮殿に上がり、やがて王の側室となった彼女は王子を授かり安泰に暮らしていたが……
王宮と渦巻くエロス
思うようにいかない愛がエロスを交えながら濃厚に描かれた映画です。
相手を想うとき相手の気持ちは自分にはない。
すれ違う心、報われぬ気持ちは「愛」から「憎しみ」へと変わる。
各登場人物の細かな心情の変化や駆け引きが非常に良く出来ています。
エロさだけでなくストーリーにも注目して欲しい心に残る王宮物語です。
7位 黒衣の刺客(2015年)
あらすじ
9世紀、唐代の中国。
13年前に誘拐された後、刺客として育てられた隠娘(スー・チー)が両親の元へ帰ってくる。
その任務は、かつての許婚者であり、今は地方財政を牛耳る暴君となった田委安(チャン・チェン)を倒すことだった。
だが任務中、窮地に追い込まれた彼女は、運良く日本人青年(妻夫木聡)に助けられる。
その青年は、遣唐使船が難破して旅の途中にあるというのだが……。
あぁ悲しい…
アクションあり、恋愛要素ありの宮廷を舞台にした愛憎劇が生々しく描かれています。
かつて誘拐された娘が刺客として育てられ、両親と再会するも任務で元許婚者を殺す任務を課せられるのです。
なんて悲しい運命なのでしょうか。
そんな中で彼女は、どのようにして生きるのか?復讐の道に走るのか?
結末は映画を見てお確かめください。
6位 女帝 [エンペラー](2006年)
あらすじ
古代中国の戦乱期、五代十国時代。
皇帝が謎の死を遂げ、その弟リーが新帝に即位した。
だが皇帝の死がリーの策略であることは明らかだった。
さらにリーは皇太子ウールアンの暗殺も目論む。
ウールアンの暗殺計画を知った王妃ワンは夫の復讐のため、そしてウールアンを守るため、リーとの結婚に同意するが…
強い女
古代中国の戦乱期を舞台にした時代劇です。
古き伝統的な中国文化に、新しい芸術手法や音楽を融合させた独創的な作品となっています。
今作の注目すべき点は王妃ワンを演じる女優チャン・ツィイーです。
アジアを代表する女優であり、その演技力には目を見張るものがあります。
思わずキュンとするほど可愛いらしい容姿から、冷酷な凍てつくような視線。
復讐心を隠しつつ、憎悪する男に抱かれる姿。
まさしく「女帝」と呼ぶにふさわしい名演技です。
5位 美人図(2008年)
あらすじ
4代続く宮廷絵師の家に生まれたユンボクは、幼いころから絵画の腕を称えられていたが、ある日、自ら命を絶ってしまう。
実はユンボクの絵を描いていたのは7歳の妹だったため、その日からユンボクと名乗り、男として生きていくことになる。
しかし少女へと成長したユンボクは、鏡職人のガンムと恋に落ち、一気に女として目覚めていく。
美しさマックス
18世紀末に実在した天才絵師シン・ユンボクが女性だったらというイフストーリーで描いたラブストーリーです。
感動的な恋愛ストーリーに繊細で美しい映像美・・・みどころが本当にたくさんあります。
例えばユンボクが次々に筆を走らせ、庶民の日常を描いていくシーン。
流れるようなタッチに優雅な音楽がマッチし、見ていている人間の時間が奪われるようでした。
また、初めてユンボクが恋に目覚める様子も、恋する喜びがヒシヒシと感じられます。
韓国史に残る珠玉のラブストーリー映画です。
4位 墨攻(2006年)
あらすじ
趙と燕、二大国の争いに巻き込まれた小国の王城“梁城”は、10万の軍勢を前に陥落寸前だった。
梁王は、専守防衛の精神“非攻”を掲げる“墨家”に援軍を依頼する。
ところが、やってきたのは戦術家の革離ただ1人。
だが革離は趙軍の先遣隊を追い払い、たちまちその才覚を発揮。
知性とアクションの融合
紀元前370年、戦国時代の中国が舞台。
風前の灯となった小国梁、対するは趙の軍勢10万。
どう考えても勝ち目はありません。
そこに革離が現れてからの戦いが実に面白いんです。
趙軍の騎馬の伝令が陣形のあいだを疾駆し、全軍が一同に動く様子。
高い知性を駆使しつつ、強靱かつ敏捷な身体で戦場を闊歩する革離。
大迫力な戦国アクションをお楽しみいただけます。
3位 王の涙 -イ・サンの決断-(2014年)
あらすじ
宮廷内の最大派閥・老論派の策謀により、祖父であり先代王・英祖によって父・思悼世子を殺された李朝第22代国王イ・サン。
即位後も絶えず暗殺の危険にさらされていた。
一方、英祖の後妃で義理の祖母、貞純王后は、民の飢饉や夫の喪中など意に介さぬ贅沢三昧。
権力の頂点を求めイ・サン失脚を狙っていた。
理想の治世を実現するため、イ・サンが老論派の排除に動き始める中、当代一の刺客ウルスを使って王暗殺を企てる。
悲しくて涙…
実在した朝鮮の王イ・サンの暗殺事件をベースにした時代劇です。
暗殺の危険にさらされつつも、若き王が刺客と対峙しながら真の王として覚醒するまでを色濃く描かれています。
陰謀を探るドキドキの展開に、主人公を取り巻く人間たちのドラマがまた面白く、終始飽きることがありません。
そしてクライマックスの悲しい対決に涙するのです。
2位 尚衣院 -サンイウォン-(2014年)
あらすじ
朝鮮王室の衣装を専門とする部署「尚衣院(サンイウォン)」。
尚衣院を取り仕切るドルソクは、これまでの功績が認められて半年後の両班の地位が約束されていた。
そんなある日、王の衣服を誤って燃やしてしまった王妃は、街で天才仕立師と評判のゴンジンに王宮入りを命じる。
ゴンジンは王妃の美貌に心を奪われながらも、持ち前の才能で革命的なデザインの衣服を次々と生み出し、瞬く間に頭角を現わしていく。
規則と伝統を重んじるドルソクはそんなゴンジンの存在に危機感を抱き、ゴンジンを陥れようと画策するが……。
斬新
王家の服という1本のテーマで「孤独」「哀しみ」「葛藤」など様々なドラマが綺麗に盛り込まれた傑作韓国時代劇です。
朝鮮の伝統的服の構造をわかりやすく説明しながら、努力vs天才の服飾対決を中心に物語が展開していきます。
そして同時に王権が兄から弟に移ったり、政治的な権謀が企てられたりと王室にありがちな展開も繰り広げられるのです。
斬新な切り口の一風変わった韓国時代劇をご覧ください。
1位 レッドクリフ(2008年)
あらすじ
西暦208年。
漢王朝を支配する曹操は、80万の大軍を率いて、劉備配下の2万の軍勢に襲い掛かる。
多大な損害を受けながらも、関羽や張飛の活躍で壊滅を免れた劉備に、天才軍師・孔明が進言する。
それは、もう一方の敵である呉の孫権と同盟を結び、共同で曹操に立ち向かうという計画だった。
使者として孫権の元へ向かった孔明は、呉の司令官・周瑜と出会い、互いを認め合うようになるが……
これぞ超大作!!
中国時代劇で一番人気と言っていい「三国志」をテーマにした映画です。
この映画の見どころは何といっても大迫力かつ、スピーディーなアクションシーン!
三国入り乱れた激しい戦闘の連続で、人や馬がおびただしく出てきます。
そしてたくさんの数の矢が空中で飛び交うのです。
また、関羽のたくみな槍さばき、宙を舞いながら敵に切り込む甘興など人気の三国志キャラの活躍も見逃せません。
三国志ファン大満足のド派手なアクション満載の作品となっています。
まとめ
時代劇はいつの時代も人気があるものです。
現在には見られない男気溢れる男や、女性たちの争い、国をかけた戦など1本の映画に様々なドラマが描かれています。
そんな魅力あふれる時代劇をもっとたくさん見たいならdTVがおすすめです。
日本だけでなく、韓国・中国の時代劇も揃っており、新しい歴史を知ることが出来ますよ。
ぜひ一緒に時代劇で心を熱くしましょう!