SF漫画おすすめ10選!SF初心者はこれから見ろ!

SF映画好きは面倒くさい性格の奴が多い。私の事です。
本記事ではSF映画初心者でもすぐに世界観を楽しめるであろう映画を10作品セレクト!とりあえずこれを観とけば間違いないぞ!

※SF:サイエンス・フィクション

1.未知との遭遇(1977)

あらすじ

ある日、ラコーム率いる調査団がメキシコの砂漠で第二次大戦時の戦闘機を発見する。それは、消失当時と変わらぬ姿で残っていた。
一方アメリカのインディアナ州では、町一帯の停電を調べていた電気技師ロイがUFOのような光を発見。以来、彼はこの不思議な光にすっかり魅了され、その正体を探っていく。
やがて、光が行き着く先はワイオミング州のデビルズ・タワーという山だと判明するのだが…

SFをエンタメへと昇華させた作品

監督・脚本はお馴染みスティーブン・スピルバーグ!
公開当時、宇宙人と言えば子供騙しのふざけた作品というイメージが強かったんです。(上司が言ってました。)
そのマイナスイメージを一気に変え、エンターテイメント作品に昇華させたのが本作。
「宇宙人=人類の敵」という凝り固まった印象を逆の方向へと導き、音と光で宇宙人との交流シーンを描いた演出も見事の一言。今見ても古臭さは全く感じません。

冒頭でメキシコの砂漠から戦闘機が発見されるシーンからクライマックスまで、丁寧にじっくり描いているのにも関わらず、飽きを感じさせない絶妙なテンポにも注目です。
当時、停滞気味だった映画業界を救い出した奇跡の一作。スピルバーグ作品は見やすいから最高ですね。


2.バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985)

あらすじ

1985年。友人の科学者ドク(クリストファー・ロイド)と知り合った高校生マーティ(マイケル・J・フォックス)は、彼が愛車デロリアンをベースに開発したタイムマシンを見せられる。
試運転を始めようとしたところに、ドクに恨みを持つテロ集団が襲い掛かる。銃弾を浴びて倒れる彼を見たマーティはデロリアンで逃げ出し、そのまま1955年にタイムスリップ。
デロリアンの燃料切れで1985年に戻れなくなったマーティはその時代に生きるドクに助けを求めて帰ろうとするが、まだ高校生である母親にほれられてしまう。

愛しかない

この映画には欠点がないのでは…。何度観ても楽しくて仕方ありません。
否が応でもワクワクするストーリー。隙が無い脚本・演出。クオリティの高い映像へのこだわり。オーケストラを使った壮大な音楽…。
もうね、「これぞ映画だ!」と声を大にして言いたくなるんです。あまり映画を観たことがない人でもきっと「映画って素晴らしい。」と思うはずの快作!

所々リアリティを感じて、随所で夢が詰まったファンタジー要素も楽しみたいのなら「バック・トゥ・ザ・フューチャー」しかないです。


3.エイリアン(1979)

あらすじ

地球への帰途についていた宇宙貨物船ノストロモ号は、謎の救難信号を受けて未知の惑星に降り立つ。そこには異星人の船があり、船内には無数の奇怪な卵が存在していた。
卵から飛び出した奇妙な生物が顔に貼り付いた航宙士ケインを回収し、ノストロモ号は再び航海につくが、彼の体内にはすでに異星生物の幼体が産みつけられていたのだ。
ケインの腹を突き破り姿を現したエイリアンは脱皮を繰り返し巨大に成長、一人また一人と乗組員を血祭りにあげていく……。

SF+ホラーの名作

映画を観たことがない人でもエイリアンのヴィジュアルは知っているというパターンも多いのではないでしょうか。
禍々しい見た目、最強の戦闘能力。こんなのと宇宙船の中で対峙するとか最悪ですよ…。想像しただけで震えちゃう。
特にショッキングなシーンとして有名になったのが、人間の腹を突き破ってエイリアンが出てくるシーン。ひたすら恐ろしいです。

終始静かなトーンでじっくりゆっくりと恐怖を煽ってくる独特な雰囲気は邦ホラーに近いものがあるかもしれません。
長寿シリーズになっていますが、個人的に怖さで比較すると初代が一番怖いです。


4.インセプション(2010)

あらすじ

クリストファー・ノーラン監督がオリジナル脚本で挑む、想像を超えた次世代SFエンターテインメント大作。
コブ(レオナルド・ディカプリオ)は人が夢を見ている最中に、その潜在意識の奥深くにもぐり込んで相手のアイデアを盗むことのできる優秀な人材だった。
彼は、企業スパイの世界でトップの腕前を誇っていたが、やがて国際指名手配犯となってしまう。そんなある日、コブの元に“インセプション”と呼ばれるほぼ不可能に近い仕事が舞い込む。

夢に侵入する。

夢の中へ侵入して潜在意識を盗む。この映像化が不可能に思えるテーマを見事に描き切っているのが本作です。
一度インセプションを観たら、脳をフル回転させなければなりません。集中力を途切れさせたら一瞬で置いてけぼりにされる「脳みそ発達映画」。

「難解で分かりにくい。」という意見もありますが、冷静に観賞するとストーリーは単純!
雰囲気とセリフ回しで難解っぽく見えているだけなんです。
夢の世界ならではのアクション・映像体験を是非とも体験してほしい!
渡辺謙さんも渋くてカッコいいです。(役柄は頼りないけど)

関連記事:『インセプション』は最高の脳内麻薬だ


5.AKIRA(1988)

あらすじ

1988年、関東地区に新型爆弾が使用され、第3次世界大戦が勃発した――。2019年、ネオ東京。金田をリーダーとするバイクの一団は進入禁止の高速道を疾走していた。
しかし、先頭にいた島鉄雄は突然視界に入った奇妙な小男をよけきれずに転倒、負傷する。小男と鉄雄は直ちに現れたアーミーのヘリに収容され飛び去ってしまった。
翌日、鉄雄を捜す金田は、少女ケイと出会う。彼女は反政府ゲリラの一員で“アキラ”という存在を追っていた。その頃、鉄雄はアーミーのラボで強力なクスリを連続投与され、不思議な力を覚醒し始めていた…。

ネオ東京

日本が世界に誇るSF作品と言えば『AKIRA』で文句ないでしょう!

タイトルだけだと「アキラ君が主人公の物語か」と思いがちですが、中身は丸っきり違うのも面白い。

近未来の東京(通称:ネオ東京)を舞台にサイキッカー、軍隊、暴走族、ゲリラ軍たちの戦いを描くスピード感満載の124分間は視聴者の感性をバンバン刺激して心を鷲掴みにされます。
中心となるキャラはいるものの、明確な主人公を持たない物語なのも良い方向に作用して不思議なリアリティ-を生んでいます。

緻密に描かれたネオ東京の街並み、ざわめきが歪に混じり合い絶妙なバランスでそびえ立つ神秘的でクールな世界観は一生忘れないでしょう。


6.GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊

あらすじ

西暦2029年。企業のネットが星を覆い、電子が駆けめぐる近未来。
公安9課の草薙素子を隊長とする、通称“攻殻機動隊”のメンバーに、国際手配中の天才ハッカー・人形使いが捕らえられたという報が入る。完全にサイボーグ化し、電脳を有する人形使い。ネットの海から生まれた彼は、自らを生命体と主張し、亡命を提言する・・・。

スタイリッシュサイバーSF

鬼才・押井守の名を世界に知らしめたSFアニメの金字塔的作品。
単純にSFとして観ても、スタイリッシュな世界観や電脳化された人間がひしめき合う街並みは素晴らしいの一言!特に男性ならワクワクすること間違いなしの作風です。

しかし、それよりも本作の特徴と言えば“叙情的な物語”でしょう。
主人公の草薙素子はある場面で

「人間が人間であるために、自分が自分であるためには驚くほど多くのものが必要。
他人と違う顔、それと意識しない声、目覚めるときに見る掌、幼かったときの記憶。
電脳がアクセス出来る膨大な情報やネットの広がり。
その全てが私という意識そのものを生み出し、そして同時に私をある限界に制約し続ける。」

と言います。

人間の個性たらしめるものとは一体何なのか。生まれた時には皆同じ。生きていく中で流し込まれる情報、積み重ねる経験によって人間らしさを形成していくのです。考えさせる良い台詞だなぁ…。

スタイリッシュ&哲学的な世界観は絶妙に心をくすぐってきます。最高だぜ


7.ブレードランナー(1982)

あらすじ

2019年、惑星移住が可能になった未来。レプリカントと呼ばれる人造人間が謀反を起こし、地球に侵入。レプリカント専門の捜査官“ブレードランナー”のデッカードは追跡を開始する。一方、彼は製造元のタイレル社でレイチェルというレプリカントに会い、心を通わせていくが……。

初心者向けなのか…?

賛否両論の映画!などと言われていますが、圧倒的に賛の方が多いです。

ゆったりとしたテンポ、ボソボソ声の台詞、ずっと土砂降りで画面が暗い。などなどケチをつけようと思えばいくらでもつけられます。が、本作が突き出してくるメッセージはとても響くんです。
上記で挙げた欠点など全て帳消しに出来る魅力とパワーがラスト10分に凝縮されています。
「命とは何か」
解くのが難しいテーマを見事に映画内で示した本作。パッと見“初心者向け”には見えない作品ですが、そんなことありません!とにかく最後まで見てほしい!

未来をイメージしたファッションデザイン、セットも見どころです。
好きな人と観るには全く向いてないから気を付けてください。一人で黙々と観るのがベストだと思います。


8.蠅男の恐怖(1958)

あらすじ

電送装置を開発した科学者自らが行った人体実験。その時に紛れ込んだ一匹の蝿によって科学者は、頭部が蝿と化した奇怪な姿となる……。
ジョルジュ・ランジュランの原作を映画化したSFホラーの古典。
プレス機によって頭部を押し潰された科学者の死体から始まり、やがて回想になっていく物語は、こけおどかしばかりの恐怖映画とは一線を画す造りであり、科学者の身にふりかかった悲劇が次第に明らかになるくだりも見応え充分。

デートで観て欲しい

リメイクもされたSFホラーの傑作です。
“ホラー”と謳っていますが、怖い作品という先入観は一切捨てて欲しい!主役となる蠅男のメイクがチープで面白いなんて考えも捨てて欲しい!

この映画はとても悲しき運命を背負った男の悲劇なのです。それと同時に「人間であるとは何か」を考えさせてくれる貴重な作品でもあります。

不気味な見た目になってしまった主人公のアンドレが最後まで心に秘めていた感情に気付いたとき、涙が止まりませんでした。
是非ともカップルで観賞してほしい作品です。きっとお互いに泣きながら、「大切にしよう」と想い合えるはず。

「真実を追求することは人間のもっとも尊い行為なんだよ。」
素晴らしい名台詞です。


9.インターステラー

あらすじ

近未来、地球規模の食糧難と環境変化によって人類の滅亡のカウントダウンが進んでいた。そんな状況で、あるミッションの遂行者に元エンジニアの男が大抜てきされる。
そのミッションとは、宇宙で新たに発見された未開地へ旅立つというものだった。地球に残さねばならない家族と人類滅亡の回避、二つの間で葛藤する男。
悩み抜いた果てに、彼は家族に帰還を約束し、前人未到の新天地を目指すことを決意して宇宙船へと乗り込む。

高次元な映像と物語

「親子愛」という極めて普遍的でありがちなテーマを、本格的な科学考証で味付けして壮大に描いた超大作です。

「シンプルに感動させるだけじゃつまらんだろ?」と言わんばかりの小難しい設定と広がり続ける世界観…。映画って凄いと改めて思わせてくれる一作に仕上がっています。

クリストファー・ノーラン監督ならではの重厚な雰囲気もあって「難解で退屈」と評する人もいますが、奥底に眠る「愛」というシンプルなテーマを意識して観賞すれば難解という感想も出てこないはず。

本作を観るためにデッカいテレビと整えられた音響が欲しくなる。そんなパワーを持った壮大で魅力溢れる一作です。


10.マトリックス

あらすじ

ニューヨークの会社でしがないコンピュータプログラマーとして働くトマス・アンダーソンには、裏世界の凄腕ハッカー“ネオ”というもうひとつの顔があった。
ある日、“ネオ”はディスプレイに現れた不思議なメッセージに導かれるまま、謎の美女トリニティと出会う。そして彼女の手引きによってある人物と接見することになった……。

今観てもカッコいい映像&哲学的なストーリー

説明不要のスタイリッシュSF映画でしょう。特にキアヌ・リーヴスが体を反って弾丸を避けるシーンは大ブームとなりました。
迫力あるCG、新感覚のアクション、そしてクールな音楽…。拗ねての要素が観る者のテンションを爆上げさせてくれます。
テンポも詰まることなくサクサク進むので飽きない!

大事な内容ですが、結構難しい。
私が初めて観たのは小学生の時だったのですが、正直意味が分からなかった…。
ふんだんに散りばめられた伏線と哲学的なテーマが話をややこしくさせ、難しいイメージを植え付けられるかもしれません。

しかし、大人になってから見直すと丁寧に作られた世界と深いテーマに心を奪われてしまいました。
小難しい考察を繰り広げるのもアリ。ひたすらカッコいいと感嘆するのもアリ。
歴史に残るSFアクション大作が『マトリックス』なのです。


SF映画の世界は驚くほど広いんです。これからもおすすめのSF映画をどんどん紹介していきますね!