
『ドロ刑‐警視庁捜査三課‐』第8話 感想|皇子山さんが脚フェチから尻フェチに変わりつつある
【第8話 あらすじ】
煙鴉(遠藤憲一)が班目(中島健人)の前から姿を消して数週間。その帰りを待ちわびる斑目の一方、皇子山(中村倫也)はある病院のセキュリティールームで起きたデータの窃盗事件の犯人が煙鴉だと睨んでいた。
そんなある日、煙鴉がいつものバーに、しれっと現れる。皇子山が煙鴉を疑っていると伝えた斑目に、煙鴉は「大人の言うことを信用するな」と意味深な言葉を語るが、その時、斑目の携帯に職場から急な呼び出しが入り…。急いで戻った斑目を待っていたのは、器物損壊で捕まったという男(大友康平)。取調べ室で、完全黙秘を貫き身元不明、指紋まで焼き消す徹底ぶりで正体を隠す男が、自分は煙鴉だと言い出し…!!
13係では自称・煙鴉の“煙鴉である証拠”を聞き出そうと一同が意気込む中、男は2年前に窃盗に入った家の住所を告げる。裏をとると、確かにそこでは煙鴉が犯人と考えられている未解決の窃盗事件が起きていて…。煙鴉しか知り得ない情報を吐かせることで本人である確証を掴もうと、取り調べ室では“秘密の暴露”をさせようと試行錯誤する。しかし、男が暴露したのは取り調べを担当した左門(板尾創路)や皇子山たちの知られたくないプライベートの秘密!なぜか13係メンバー全員の裏情報を掴んでいる男に取り調べチームは驚愕と動揺を隠せず・・・。一方、2年前の事件を再捜査する斑目は“鑑識が探さないところに証拠はある”という煙鴉の言葉をヒントに、現場の目立たない窓に開いた小さな穴を見つける。その夜、自分のニセモノが現れたことを知り憤慨する煙鴉は斑目に、一流の泥棒は理にかなった動きをする、と新たな助言をして…。
翌日、自称・煙鴉の男が新たに自白した未解決窃盗事件の再捜査をする斑目は煙鴉の助言に従って再び新たな証拠を見つける。そんな中、パソコンの普及によりアナログな手口捜査の需要が減ってリストラに怯える対人恐怖症の細面(野間口徹)は、指紋も名前も捨てた正体不明の男の孤独に一人思いを巡らせていた。
そして、2年前の事件現場で見つかった指紋がある意外な人物のものと判明し、捜査は混乱を極める!果たして自称・煙鴉の男の正体は!?そしてその目的とは一体!?
※ネタバレ有
プライベート暴露祭り
自称“煙鴉”の男の秘密を探るため、取り調べに挑む13係の面々。
しかし、男は取り調べを担当した人物の知られたくないプライベートを次々に暴露していく。
まさか、美希ちゃん(石橋杏奈)が本当は酒好きだったとは!
最後の方では「せっかく猫かぶってたのに・・・」って日本酒飲みながら自分で言っちゃってましたね。
そして、皇子山さんが脚フェチから尻フェチに変わりつつあるという情報まで・・・!
前回あたりから科捜研の美脚研究員に興味を示さなくなっていたのは、そういう理由だったんですね。納得。
班目くん、優秀!
自称“煙鴉”が自白した過去の事件現場を再捜査する班目。
他の刑事が気づかなかった証拠を見つけ出し、本当の犯人を突き止めていく。
ケムさんの話をヒントにしていたとはいえ、班目くん優秀だよ!
最初の頃の、何もできなくてお荷物扱いされていた班目くんとは思えない活躍ぶり!
縮まらない距離
煙鴉とバーで対面した皇子山。
「皇子山真理のデータを盗みましたね」
大事なものを盗まれたと皇子山に電話をしてきた妹が、その三日後に7階のマンションから飛び降りたという過去を明かす。
犯人は煙鴉だと皇子山は主張するも、煙鴉は詰めが甘いと指摘し、「そんな程度で俺に触るな」と言い放った。
“皇子山真理”は、皇子山さんの妹だったことが今回で判明しました。
でもまだ真相はわからないまま・・・。気になる。
自称“煙鴉”の正体
結局、自称“煙鴉”が自白した第三の事件現場からも男のDNAは検出されなかったため、拘留期間が切れてそのまま釈放されることになった。
その様子を見ていた班目は煙鴉に呼び出され、真実を明かされる。
自称“煙鴉”の男は、信頼していた人間に騙されたことから巨額の借金を抱え、自殺の名所に足を運んだ。
そこで、ある男から「5日間、誰にもバレずに煙鴉のフリをしろ」と依頼され、報酬5000万円のために行動を起こしたという。
一連の依頼をしたのは、他ならぬ煙鴉だった・・・。
まさかの展開!男は最初から釈放されるとわかっていて、余裕の態度をとっていたんですね。
シリアスなラスト
第三の事件現場に残されていた証拠品には、班目と皇子山のDNAが付着していた。
挑発されたことに怒りをあらわにする皇子山。
一方、班目は煙鴉に自分を騙したのかと問いかける。
煙鴉はあっさりと認め、
「俺は『煙鴉』だ。俺を捕まえてみろ。ドロ刑の遊びはもう終わりなんだよ」と言い残して班目のもとから去って行った。
Twitterの反応
「俺を捕まえてみろ斑目。ドロ刑遊びはもう終わりなんだよ」煙鴉と対峙する斑目くんは立派な刑事の目をしていた。煙鴉を捕まえるために作られた13係への宣戦布告。こんな日が来るとは思ってたけど、想像してた寂しさはなく、ワクワクしかない!なんて素晴らしいドラマだ!!#ドロ刑みてる #ドロ刑
— なるひ (@otkdskdnnk) December 1, 2018
https://twitter.com/kenty_kttwork/status/1068865821697404930
ラストがどうなるのかさっぱり分からん!!ケムさんの目的は??斑目くんはケムさんを逮捕できるのか??あんなに仲良くなったのにやっぱり刑事と泥棒の関係でしかないのか??皇子山の妹さんの死の真相は??係長の狙いは??#ドロ刑
— あおこ (@aoko_aoko777) December 1, 2018
#ドロ刑
今回、今までドラマ見続けてきたファンにはたまらない台詞がありましたね
1話、バーのマスターが煙鴉にかけた「人を待ってらっしゃるような顔をされていたから」この台詞個人的にかなり好きなんですけど、まさか8話で煙鴉を待ち焦がれる斑目に同じ言葉がかけられるとは 脚本、目配せが細かい— たまこ (@Up32vCG2VWXeWwm) December 1, 2018
8話ラスト、橋上の煙鴉と斑目の対峙シーンは2人の細やかな演技にも泣かされた
エンケンさんが「ドロ刑あそびは、もう終わりなんだよ」って言った後、左眉上に少しだけ力が入る所、あとケンティーさんの不規則なまばたきにひきつる唇、そういう役者さんの細やかな表情の演技たまらなかった#ドロ刑— たまこ (@Up32vCG2VWXeWwm) December 3, 2018
ラストの展開に驚きました!
ついさっきまでイチャイチャと仲良く話してた2人が・・・。
鯨岡係長の「煙鴉を捕まえるために13係を組織した」っていう言葉も気になります。
早くいろんなことの真相を知りたい!!
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