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映画『マイ・サンシャイン』に注目したい。社会派な人間ドラマに感動間違いなし?

1992年、実際に起きた「ロサンゼルス暴動」を基に、人間ドラマを描いた映画『マイ・サンシャイン』
血の繋がらない家族とその隣人が起こす奇跡的な感動とは一体どんなものなのか!紐解いていきましょう

作品解説

事情のある子供たちを育てる主人公が、「ロサンゼルス暴動」に巻き込まれるさまを描く人間ドラマ。不当な判決をきっかけに起きた事件と、血のつながらない家族の姿を映し出す。
『チョコレート』などのハル・ベリーや、『007』シリーズなどのダニエル・クレイグらが出演。
メガホンを取るのは、第88回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『裸足の季節』のデニズ・ガムゼ・エルギュヴェン。

あらすじ

1992年、ロサンゼルスのサウスセントラル。
ミリーは、家族と暮らせない子供たちと共に生活していた。隣人のオビーは、うるさい彼らに苦情を言いながらも見守っていた。
しかし、黒人が被害に遭った事件に不当な判決が下されたことで暴動が発生し、ミリーたちに思わぬ影響が出る。

ロサンゼルス暴動とは

1992年4月 29日夕刻から5月2~3日にかけロサンゼルス市南部のサウスセントラル地域を中心に黒人・ヒスパニック系市民による商店街の放火,略奪が行われた事件。
同地域はコリアンタウンと隣接しており,被害にあった商店は韓国人経営のものが多かった。正確な数字は不明であるが,死者 50人前後,負傷者約 2400人,火災発生約 5300ヵ所と伝えられる。


直接のきっかけになったのは,黒人青年ロドニー・キングがパトカーによる追跡の末白人警官によって暴行を受けた事件で,警官の過剰暴力行為が明らかだったにもかかわらず,陪審評決で警官は無罪となったことによる。
これを人種差別的評決であるとし,評決がテレビ放映された直後に暴動は発生した。事件の背景にはレーガン,ブッシュ政権のもとで,低所得層の黒人大衆の生活状態が悪化していたことがあげられる。

豪華キャストの共演にも注目

本作で主演を務めるのはハル・ベリー&ダニエル・クレイグ
2人の出演料だけで相当の額になりそう…
『007』では、クールでムスッとした表情を見せていたダニエル・クレイグも本作では隣人家族を想う心優しいオジサマを熱演!
「ダニエルのこんな顔見た事ない…」と感じる方が増えるきっかけの作品になるかもしれません

海外のレビューを覗いて見ると

「シリアスな状況ながらも、所々でホッコリする場面があり、バランスが良かった」
「混沌とした歴史を敢えてストレスが溜まらないように気を配りながら制作されている。とてもユニークな作品だった」
「当時のロサンゼルスがどんなに恐ろしい状況だったのかを知るためにも、是非見ておくべき一作だ」

など賛辞の声がある一方で

「脚本・構成が全然ダメ!キャラクターに愛着が湧かないので、物語に集中できない」
「見せかけのシリアスと偽物のロマンス。薄っぺらい映画だ」
「どんな感情で観て欲しいのかが分からないまま終わってしまった」

などなど否定の意見もあります!というか賛否だと“否”の方が多め!
レビューサイトRotten Tomatoesでは評論家満足度9%、視聴者満足度33%と相当の低水準なのが正直なところです。

しかし、アメリカの人種問題の歴史上、避けては通れない事件をテーマにした本作にとても魅力を感じるのも事実
ハル・ベリー×ダニエル・クレイグの共演が見れるだけでも大満足ってもんです
映画『マイ・サンシャイン』の公開日は2018年12月15日!