『あの頃、君を追いかけた』本気でレビュー! 齋藤飛鳥は可愛い。けど…

乃木坂46のメンバーであり、若年層を中心に絶大な人気を誇るスーパーアイドル、齋藤飛鳥さんと「新世代カメレオン俳優」と名高い俳優、山田裕貴が出演する青春甘酸っぱムービー!
それが「あの頃、君を追いかけた」です。2013年に公開され、多くの人を魅了した台湾映画のリメイクということで映画ファンの期待も大きい本作。さぁ、どうだったんだ!

あらすじ

地方都市の高校生・水島浩介(山田裕貴)は、仲間たちと馬鹿騒ぎを繰り返す気ままな生活を送っていた。ある日、彼の悪ふざけで授業がストップしてしまう。激昂した先生は、浩介の監視役にクラスで一番の優等生である早瀬真愛(齋藤飛鳥)を任命。
真面目を絵に描いたような真愛の言動をうっとうしく思う一方、中学から憧れの存在でもあった彼女に心が揺れ動く浩介…

やっぱりストーリーが良い


まず前提として原作となっている台湾版の映画が本当に素晴らしいので、ストーリーに問題はありません。
どれだけ「あの時」を後悔しても戻れないし、どうしようもない。パッと見だと青春キラキラ系映画だと思われがちなんですが、実は全然違う。
「青春時代に甘酸っぱい後悔と思い出を残してきた人」に向けた切なくて美しいお話になっているのです。
ストーリーに関しては日本版もほぼ一緒です。91%くらい一緒。無駄な脚色もなく、それが良い方向に転がったと思います。

避けては通れない「下ネタ問題」


台湾版では全編に渡って下ネタが挟まれます。と言っても男子高校生がする可愛い且つくだらない下ネタなんですが、これが大事なんですよね。冗談抜きで凄く大事な要素!
オリジナル版では下ネタが丁度良く入ってくることによって上手く映画の雰囲気を中和してくれているんです。しかも普通に笑ってしまいますし。

だがしかし!どうした日本版!!
笑わそうとしているシーンがほぼドン滑りだよ!!あぁ勿体ない。何というか「もっとふざけていいのに」と思ってしまいましたね。
山田さんの演技は素晴らしく、最高の体当たり!なのに笑えないというのは余りに勿体なすぎる…。脚本なのか。それとも原作への愛が強すぎてフィルターがかかってしまったのかもしれません。
もっと下ネタ頑張ってればなぁ…

感情移入しづらい


この映画は主演2人が徐々に惹かれ合っていく様子を楽しみたいわけですよ。しかし何故か伝わってこない。「ホントに好きなの?」と画面越しの彼らに聞きたくなるほど何故か伝わってこない。
演技力の問題もあるかもしれませんが、私は違うと思います。

「何か、フワッとしてる」

これなんです。何かフワッとしてるんです。哲学めいた風なセリフを2人で応酬し合ってるだけにしか見えなかった。ホントに残念です。
「うわぁ、齋藤飛鳥ったら、山田裕貴に惚れてやがるなぁ///」ってウキウキしたかったんです僕は。

でも何だかんだで


ラストシーンは感動しちゃうんですよね。結構批判しといてアレなんですけど、普通にウルウルしてました。
ああいう儚げな終わり方って凄い好きなんですよね。心に良い意味でのモヤモヤをくれる感じがして。
ラストシーン以外感動出来ないって捉え方も出来ますが、気にしない気にしない。

齋藤飛鳥と松本穂香


可愛い。それだけですよ。同じ人間であることが信じられないくらいの美しさを振りまいてました。特に齋藤飛鳥さんのウェディングドレス姿なんてただの天使だよ。
齋藤飛鳥が目当てで観に行く人、行った人が多いかもしれませんが、きっと松本穂香ちゃんの可愛さにも心を奪われたはず!だからこそもっと上手な使い方があったとも思っちゃうんですけどね…。

総評

手放しで絶賛は出来ないです。
「季節感がおかしい」「服のサイズが合ってない」「時代感が絶対におかしい」などツッコミどころが結構あります。
しかし、山田裕貴さんの演技は過去最高に光っていました。孤軍奮闘と言って良いくらいに輝いています。よくやったよ本当に!

齋藤飛鳥が可愛くて美しい!そして山田裕貴の事が好きになる!そういう映画です
台湾版観てない人は絶対観てほしい。胸キュンレベル120ですので