
ホラー映画の傑作「シャイニング」の続編「ドクター・スリープ(原題)」はR指定に!
1980年にスタンリー・キューブリック監督、ジャック・ニコルソン主演で映画化され、全世界に衝撃と震撼をもたらしたホラー映画『シャイニング』
原作者のスティーブンキングが続編として2013年に発表した長編小説「ドクター・スリープ」の実写版がR指定になると発表されました。
「シャイニング」から30年後が舞台
「ドクター・スリープ」では、前作から30年後を舞台に、過去のトラウマを抱えたまま成長したジャック・トランスの息子ダニー(ユアン・マクレガー)を推そう新たな恐怖を描くとのこと。
「IT」のヒットがきっかけ?
本作の監督を務めるフラナガンはインタビューにて「R指定になるのは確実だね」とコメント。
R指定作品ながらも世界的大ヒットを記録した「IT “それ”が見えたら、終わり。」のおかげで、製作元の米ワーナーブラザーズもR指定作品の制作に前向きになったとの噂です。
監督は自信満々
『サイレンス』『オキュラス 怨霊鏡』などサスペンスホラーを得意とするフラナガン監督は、
「原作がとにかく素晴らしくて、すっかり惚れ込んでしまったんだ。子ども時代のトラウマが大人にもたらす影響、依存症や家族の崩壊といった、個人的に最も興味を惹かれるテーマがぎっしり詰まっていたからね」
と今作の監督に名乗りをあげた背景を明かしたうえで、
「ワクワクすると同時に、今までで一番プレッシャーが大きいのも確かだ。あのスタンリー・キューブリックの後を継ぐことになるわけだからね。『僕はキューブリックじゃない。キューブリックのようになろうなんて考えちゃダメだ』って自分に言い聞かせながら、僕なりのやり方でベストを尽くすのみ。観客の反応が怖くて、公開後2週間くらいはインターネットも見られないだろうけどね」
と冗談交じりに意気込みを語りました。
キューブリック版を意識し過ぎず、自分色を出してほしいものですね。
「ドクター・スリープ(原題)」は、2020年1月24日の全米公開を予定しています。