
NETFLIXオリジナルホラー!『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』がヤバイから皆観よう!
ハロウィンシーズンということもあり、Netflixでは続々とホラー作品が登場中!
その中でも大注目されているのが『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』
いや~、怖かった…
Contents
あらすじ
数々の怪奇現象を経験した家から引っ越してもなお、決して消えることのない凄惨な記憶が、過去と現在の狭間に揺れる家族の心と体をむしばんでいく…。
完成度は相当高め
何となくB級感を期待してたんですが、全くありませんでした。むしろめちゃくちゃシリアス&完成度の高さにびっくり
本作の元になった小説『丘の屋敷』では、超常現象を研究している学者が幽霊屋敷として有名な家で超常体験をした人たちと共にその屋敷で時を過ごすというオカルトもの
原作からしてB級チックなオカルトを想像していた私がバカでしたよ。
進行の仕方
本作では過去と未来を行き来しながら。1話ごとに主人公が変わるシステムです。
なので主人公は計5人。それぞれのエピソードで話が交差していく感じを楽しむめるのも高評価ポイント
登場人物
スティーヴン・クレイン
過去に体験した恐怖体験をベースにオカルト本を出版。超有名なオカルト作家に。しかし超常現象は信じておらず、性格もお気楽&鈍感
勝手にヒルハウスの本を出したことで兄弟からの信用はなし。
◎シャーリー・クレイン
とても面倒見の良い姉。現在は道義やで働き、幸せな家庭を築いている。スティーヴンが勝手に本を出版した事に対してブチギレ中
テオ・クレイン
特殊能力の持ち主。人の気持ちや記憶を感じ取ることが出来る特性を生かして心理カウンセラーとして活躍中。
ルーク・クレイン
薬物依存。幼少期はヒルハウスに出現する「あるもの」が見えていた。次に紹介するネルとは双子
ネル・クレイン
一番の末っ子。霊の存在に敏感でひどく怯えている
見どころその1:人物描写と屋敷の謎
いま紹介した5兄弟に関して、1話ずつ主人公が変わる訳ですが、少しずつ屋敷の謎が解き明かされていくんです。
1話の主人公はノーテンキな長男くんなので、観てる方も少し気楽です。
「あっ、こんくらいのテンションなのね」って思わせてからの2話以降…
オカルト的な怖さではなく、キャラが背負った心の傷、トラウマにグッと踏み込んでいきます。気付くと先が気になって仕方ない!
見どころその2:古典的怖さ
『ザ・ホーンディング・オブ・ヒルハウス』は超古典的なホラーです
暗いところに幽霊がぼんやり出てきたり、急に目の前で恐ろしい顔をしてきます。最近のホラー映画に多い惨殺シーン・グロシーンはほぼないです。
そこが良いんですよね…!
「そうそう、こういうのでいいんだよ。」と言いたくなっちゃうんです。ホント観て感じてほしい。
「古典的な怖がらせ方+登場人物の心理的サスペンス」
これが見事にマッチしてます!素晴らしい!
総評
洗練された恐怖を随所に感じられる本作。
個人的にはネトフリのオリジナルものでもかなり上位に食い込んできます。
その証拠に、映画批評サイトのロッテントマトで85%、映画情報のIMDbで9.0の高評価!
皆さんも秋の夜長に完成度の高いホラーを味わってみては?