黒木華が出演するおすすめの映画20選「これぞ女優だ」

女優・黒木華の演技の幅は本当に広い。

どんな役柄も巧みに演じ、ドラマ・映画など画面で見る彼女はいつも違った顔を見せてくれる。

  • 朝ドラ「純と愛」では大人しくて気が弱い、ヒロインの同僚役
  • 朝ドラ「花子とアン」ではしっかり者で、たくましく生きるヒロインの妹役役
  • 映画「来る」では心に闇を抱えた気弱な奥さん役

朝ドラ出演時は当時20代ながら年齢通りとは思えない、女優の凄味を感じるほどだった。

そんな彼女の凄すぎる演技力、そして古風な和風美女タイプの愛くるしい姿をもっと伝えるべく、黒木華出演映画20作品を選出した。

未來の大女優「黒木華」に注目することで、映画がもっと面白くなるだろう。

Contents

黒木華が出演しているおすすめ映画20選!

脇役から主演までこなす黒木華の出演映画20作品はこちら。

草原の椅子(2013年)

あらすじ

バツイチで娘と2人暮らしのカメラメーカー営業局次長の遠間憲太郎はある日、娘を介して出会った、母親に虐待され心に傷を負った4歳の少年・圭輔の面倒を見ることに。

そして憲太郎は、ある写真をきっかけに、思いを寄せる骨董店オーナー・篠原貴志子と重蔵、圭輔の4人で、「最後の桃源郷」と呼ばれるパキスタンのフンザへ旅立つことになるのだった。

一人娘が抱える問題と闇

黒木華は主人公「遠間憲太郎」の一人娘、「弥生」を演じている。

彼女が憲太郎のもとに虐待、句育児放棄で不遇な環境で育った圭輔を連れてくることで物語が急速に進め始める。

ある意味、物語のキーパーソンと言っていいだろう。

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舟を編む(2013年)

あらすじ

玄武書房の営業部に勤める馬締光也は、独特の視点で言葉を捉える能力を買われ、新しい辞書「大渡海(だいとかい)」を編纂する辞書編集部に配属される。

辞書づくりに没頭する馬締は、ある日、林香具矢という女性に出会い、心ひかれる。

言葉を扱う仕事をするも、香具矢に気持ちを伝える言葉が見つからない馬締だったが……。

仕事に目覚める一人の女性

女性ファッション誌から配属されてきた、入社3年目の女性編集者「岸辺みどり」を黒木華が演じる。

はじめは仕事に対してやる気がなかった彼女が、どんどん仕事に情熱を持ち始めていく。

この心境の変化が実に見事に表現されていて、流石「黒木華」と感じる演技力を垣間見ることが出来る。

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シャニダールの花(2013年)

あらすじ

選ばれた女性の体に咲き、新薬開発のために高値で取り引きされる「シャニダールの花」。

そして花の成長とともに植物学者と新人アシスタントが、花の提供者と触れ合いながら生命の根源を見つめ直していく姿を描く。

植物学者の大瀧とセラピストの響子は、シャニダールの花の成長に誘われるかのように、次第にひかれあう。

しかし、花を採取する際に提供者の女性が死亡する事件が連続して発生。

大瀧は研究所に不信感を抱きはじめ……。

こんな心理カウンセラーに会いたい

研究員・大瀧賢治の下で、働く心理カウンセラー美月響子を黒木華が演じる。

シャニダールに取り憑かれ退廃していく綾野剛演じるの賢治。

それに反比例するように母性を帯びていく黒木華の演技は必見!

女性の美しさを感じさせる作品であり、黒木華ファンならずとも絶対に見て欲しい映画だ。

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くじけないで(2013年)

あらすじ

90歳を過ぎてから詩作を始め、2013年1月に101歳で他界した詩人・柴田トヨの人生を描いていく。

詩を書き始めたきっかけとなるエピソードや詩集の背景となった家族のドラマが詳細に描かれている。

八千草薫が主演を務め、77~92歳までのトヨに扮するほか、幼少期を芦田愛菜が演じる。息子役で武田鉄矢が共演。

レトロな女性なら黒木華にお任せ

トヨの一人息子 健一の妻「柴田静子」の若年期を黒木華が演じる。

今作の黒木華の役は昭和の女性が似合う彼女にとってピッタリの役である。

パッとしない健一にはもったいないほどしっかりした妻を演じ、いつの時代も夫婦関係は変わらないものだなと感じさせてくれた。

また、今作で多くの人を驚かせたのが、柴田静子の晩期を演じた伊藤蘭にそっくりな点である。

まるで本当の親子に思えるビジュアルにも注目だ。

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小さいおうち(2014年)

あらすじ

昭和11年、田舎から出てきた純真な娘・布宮タキは、東京郊外に建つモダンな赤い三角屋根の小さな家で女中として働き始める。

主人の玩具会社に勤める平井雅樹、その妻・時子、2人の5歳になる息子の恭一とともに穏やかなに暮らしていた。

そんなある日、雅樹の部下 板倉正治が現れ、時子の心が板倉へと揺れていく。

それから60数年後、晩年のタキが大学ノートにつづった自叙伝を読んだタキの親類・荒井健史は、それまで秘められていた真実を知るのだった。

言いたいのに言えない想い

平井家につかえる女中タキを黒木華が演じる。

女中の身で、しかも女性同士なのに時子に憧れ以上の気持ちを抱いてしまっているタキ。

心の内にあるのに上手く表現出来ない思い、自分自身でもどうしたらいいのか分からない感情といった複雑な心情がヒシヒシと伝わってくる演技力が素晴らしい。

なお、この演技が買われ後に第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞している。

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銀の匙 Silver Spoon(2014年)

あらすじ

北海道の農業高校を舞台に、個性的な学生たちが酪農の現実や実習、部活動に悪戦苦闘しながらも成長していく姿を描く。

進学校に通いながらも挫折し、逃げるように大蝦夷農業高校に入学した八軒勇吾。

だが農業高校でも将来の目標や夢を抱く同級生たちに劣等感を抱き、酪農実習や部活に四苦八苦。

慣れない農業高校の生活の中で悩み、戸惑いながらも、次第に自分なりの答えを見つけ始める八軒だったが……。

愛されコメディエンヌ

ヒロイン アキの幼馴染であり、ライバル役の美少女「南九条あやめ」を黒木華が演じる。

黒木華演じる南九条は縦巻きロールの髪でプライドが高い高飛車お嬢様だが、おてんばで人目を引く愛されキャラだ。

そんな個性的なキャラをうまく演じ、黒木華のコメディエンヌとしての才能が見られる作品である。

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繕い裁つ人(2015年)

あらすじ

神戸の街を見渡す坂の上にある仕立て屋「南洋裁店」。

初代の祖母から店を継いだ2代目店主・市江は昔ながらの職人スタイルを貫き、手作りのオーダーメイド洋服は大人気だ。

しかし手作りゆえに、量産はできない。

市江はデパートからのブランド化の依頼にも興味を示さず、祖母が常連のために作った服を直し、たまに新しい服を作るという日々に満足していたが……。

屈託のない笑顔とドレス。そして黒木華

丸福百貨店に勤務する藤井の妹 葉子を黒木華が演じる。

作中での黒木華の一押しシーンは何といっても車椅子でのウエディング姿の場面だ。

曇りのない笑顔で白無垢のウエディングを纏っている姿はついつい見惚れてしまう。

黒木華といったら大女優張りの演技力に注目しがちだが、こんな可愛らしい一面も魅力的である。

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幕が上がる(2015年)

あらすじ

北関東にある県立富士ケ丘高等学校。演劇部所属の高橋さおりは、まもなく演劇部最後の一年を迎えようとしていた。

個性的な部員たちとともに地区予選突破を目標に掲げたさおりだったが、東京で演劇をやっていた美人の新任教師・吉岡先生に後押しされ、全国大会を目指すことになる。

演技力を見せつけろ

かつて「学生演劇の女王」と呼ばれていた新任教師の吉岡美佐子を黒木華が演じる。

今作は演劇部が舞台の作品だけあって、黒木華の高い演技力がさえわたり、非常に見どころ満載だ。

演技経験が少ないキャストの中で黒木華は一層輝きを放っている。

そして彼女のどのような演技指導で弱小演劇部がどう変わっていくのかは見てのお楽しみだ。

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ソロモンの偽証 (前篇・事件/後篇・裁判) (2015年)

あらすじ

バブル経済が終焉を迎えつつあった1990年12月25日のクリスマスの朝、城東第三中学校の校庭で2年A組の柏木卓也が屋上から転落死した遺体となって発見された。

警察は自殺と断定するが、さまざまな疑惑や推測が飛び交う。

そんなとき札付きの不良生徒として知られる大出俊次に殺人告発状が届き、事態は混沌と化す。

遺体の第一発見者で2年A組のクラス委員を務めていた藤野涼子は、柏木の小学校時代の友人・神原和彦らの協力を得て、自分たちで真実をつかもうと学校内裁判の開廷を決意する。

大きな闇を抱えるということ

生徒の死に心を痛め、精神的に弱々しい印象の森内先生を黒木華が演じる。

暗くて弱弱しい役柄は良くあるパターンではあるが、黒木華が演じると一味違う。

表情を暗く、オーラを抑えるのはもちろんのこと、そこから煮えたぎる感情や怨念まで抱えている様子まで見る私たちに画面越しに伝えてくるのだ。

本当に黒木華の色々な役柄をハイレベルに高度にこなす姿には感心する。

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母と暮せば(2015年)

あらすじ

1948年8月9日、長崎で助産婦をして暮らす主人公 福原伸子の前に、3年前に原爆で死んだはずの息子・浩二が現れる。

2人は浩二の恋人・町子の幸せを気にかけながら、たくさんの話をする。

その幸せな時間は永遠に続くと思われたが……。

悲しみと爽やかの間

福原伸子の死んだ息子 浩二の恋人「佐多町子」を黒木華が演じる。

黒木華の透き通る演技は流石の一言。

まさしく「昭和」が似合う女優さんでこの役にピッタリである。

特に見ていて心動かされたシーンはここ。

過去と別れを告げ、新しい二人で未来に生きて行こうと決意した姿は、見る側もすがすがしい気持ちにさせてくれる。

映画を見終わった最後に悲しくも、すっきりした気持ちで終えられるのは彼女の演技あってのものだ。

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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年)

あらすじ

SNSで知り合った鉄也と結婚することになった皆川七海は、親族が少ないため「なんでも屋」の安室に結婚式の代理出席を依頼して式を挙げる。

しかし、新婚早々に鉄也が浮気し、七海は義母から逆に浮気の罪をかぶせられ家を追い出される。

そんな七海に、安室が月給100万円という好条件の住み込みのメイドの仕事を紹介する。

そこで破天荒なメイド仲間の里中真白と出会い、意気投合。だが真白は体調がすぐれず日に日に痩せていく。

そんなある日、真白はウェディングドレスを買いたいと言い出すのだった。

イラつくのに共感

内気で世間知らずの女性 皆川七海を黒木華が演じる。

純粋で簡単に騙されてしまう七海。初めは見ていてイライラするかもしれない。

けど、「よく考えたら、自分だって現実ならこうなるかも」と私たちに思わせるリアリティある演技(話し方も表情)を黒木華が見せてくれる。

そんな不幸ともいえる彼女の最後がどうなるのか、黒木華の演技に注目しながらご期待ください。

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永い言い訳(2016年)

あらすじ

人気作家の津村啓こと衣笠幸夫は、突然のバス事故により、長年連れ添った妻を失う。

だが、妻の間にはすでに愛情と呼べるようなものはなく、妻を亡くして悲しみにくれる夫を演じるしかできなかった。

そんなある時、幸夫は同じ事故で亡くなった妻の親友の遺族と出会う。

幸夫と同じく妻を亡くしたトラック運転手の大宮は、幼い2人の子どもを遺して旅立った妻の死に憔悴していた。

その様子を目にした幸夫は、大宮家へ通い、兄妹の面倒を見ることを申し出る。なぜそんなことを言ったのか、その理由は幸夫自身にもよくわかっていなかったが……。

悪い女ほどイイ女なのだ

編集者であり、主人公 衣笠幸夫の不倫相手「福永智尋」を黒木華が演じる。

様々な役柄を演じてきた黒木華だが、ついに?来ました不倫女役。

考えてみるとこれはベストキャスティングと言えよう。

現実的に不倫をする女というのは、全員が絶世の美女でモデルタイプというワケではない。。

多いのは至って普通の見た目で笑顔などが可愛らしい女性、そう黒木華のような女性ではないだろうか。

優しい顔と悪い女のギャップ性にやられること間違いなしだ。

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海賊と呼ばれた男(2016年)

あらすじ

主要燃料が石炭だった当時から、石油の将来性を見抜いていた国岡鐡造は、北九州の門司で石油業に乗り出すが、国内の販売業者や欧米の石油メジャーなど壁が立ちふさがる。

それでも諦めない鐡造は、型破りな発想と行動で自らの進む道を切り開いていく。

やがて石油メジャーに敵視された鐡造は、石油輸入ルートを封じられてしまう。

そこで唯一保有する巨大タンカー「日承丸」を秘密裏にイランに派遣するという大胆な行動に出る。だがそれはイランを牛耳るイギリスを敵に回す行為だった……。

確かな存在感

古川初美演じる黒木華が登場するのは物語の終盤。

96歳になった鐵造のところに大叔母にあたるユキの遺品を持ってくるシーンである。

物語の中では登場シーンは少ないが、最後の最後の涙を誘う重要な場面に登場する。

そして彼女の表情、わずかな一言に最後まで映画を見た人にのみ感じるグッとくるものがある。

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ちょっと今から仕事やめてくる(2017年)

あらすじ

仕事のノルマが厳しく精神的に追い詰められていた青山隆は、疲労のあまり駅のホームで意識を失い電車に跳ねられそうになる。

そこである青年に助けられる。青年は幼なじみのヤマモトと名乗るが全く見覚えのない隆。

しかし、ヤマモトとの交流を通じ徐々に明るさを取り戻し、仕事も順調に進むようになる。

ところがある日、ふとしたことからヤマモトについて調べた隆は、ヤマモトが3年前に自殺していたという信じがたい事実を知る。

“出来る人”の強さと弱さ

青山隆の会社の先輩で部内のエース「五十嵐美紀」を黒木華が演じる。

仕事が出来る優秀な人は、それはそれで苦しみがある。

そんなことを感じさせてくれるのが五十嵐美紀だ。

トップであり続けないといけないプレッシャーから、次第に彼女は数々の裏工作をし始める。

出来る人間の抱える心の闇を見事に表現した彼女の演技に注目して欲しい。

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海辺のリア(2017年)

あらすじ

認知症の疑いがある兆吉は、家族に裏切られ、遺書を書かされた挙句、高級老人ホームへと送り込まれる。

ある日、兆吉は施設から脱走し、あてもなく海辺を彷徨う。そんなとき娘の伸子と突然の再会を果たす。

伸子は兆吉が妻とは別の女に産ませた子である。

だがそんな伸子が私生児を産み、それを許せなかった兆吉は、伸子を家から追い出したのだ。

兆吉は再会した伸子に「リア王」の娘であるコーディーリアの幻影を見る。

家族を想う辛さ

主人公 兆吉にかつて追い出された娘 伸子を黒木華が演じる。

伸子が目の前にするのは昔自分を捨てた親。そして祖父と孫ほど離れた年の差。

色々な思いが混じり、複雑な感情が沸き上がるが、父のことを大事に思っているのも事実だ。

そんな憐れで悲しくも優しい温かいあの強さを持った女性を、黒木華は険しい表情・温和の表情・悲壮な表情を使い分け見事に演じている。

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散り椿(2018年)

あらすじ

享保15年。藩の不正を訴え出たために藩を追われた瓜生新兵衛。

追放後も連れ添い続け、病に倒れた妻・篠は、死の床で最期の願いを新兵衛に託す。

それは、新兵衛のかつての友にしてライバルの榊原采女を助けてほしいというものだった。

妻の願いを叶えるため故郷へ戻った新兵衛は、ある確証のもと采女と対峙する。

過去の不正事件の真相や妻の本当の思いを知る新兵衛だったが、その裏では大きな力が動いていた。

映像美・儚さ。演出は黒木華

瓜生新兵衛の妻の妹、「坂下里美」を黒木華が演じる。

黒木華の今作での見どころは、新兵衛に思いを寄せるも強い意志で抑えようとする坂下里美の健気で強い女性を演じる姿だ。

妻を亡くした新兵衛だが、篠への思いは変わらないことを里美も受け止める。

けれども、諦められない気持ちがラストに溢れる・・・

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日日是好日(2018年)

あらすじ

「本当にやりたいこと」を見つけられず大学生活を送っていた20歳の典子は、タダモノではないと噂の「武田のおばさん」が茶道教室の先生だと知らされる。

母からお茶を習うことを勧められるも乗り気じゃなかった典子。

だが逆にお茶を習うことに乗り気になったいとこの美智子に誘われ、流されるように茶道教室に通い出す。

見たことも聞いたこともない「決まりごと」だらけのお茶の世界に触れた典子は、それから20数年にわたり武田先生の下に通うことになり、お茶や人生における大事なことに気がついていく。

優しい世界観

茶道教室に通い人生観が変わっていく主人公 典子を黒木華が演じる。

今作では舞台が1993年から2018年まで25年間経過するのだが、すべての期間の典子を違和感なくすべて演じているところに黒木華の凄さが感じられた。

大学生時代は大人になり切れない子供らしいところがあり、そこから徐々に物腰が落ち着いていき大人になっていく様子が見ていてわかる。

時の流れを感じさせる黒木華の名演技に注目だ。

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億男(2018年)

あらすじ

3000万円の借金を残して失踪した兄に代わり、借金返済に追われる一男。借金苦の生活に愛想を尽かした妻は娘とともに家を出てしまった。

そんな不幸続きの一男に宝くじ3億円当選という幸運が舞い込む。

この大金で借金返済、家族の修復と、一発逆転を夢想するが、ネットで悲惨な人生を送る高額当選者の記事ばかり目にする。

不安になった一男は、起業して億万長者となった大学時代の親友・九十九にアドバイスをもらいに訪ねるが、酔いつぶれて目が覚めると、九十九は3億円とともに姿を消していた。

夫を見限った本当の理由とは…

主人公 一男に呆れて家を出た妻 大倉万佐子を黒木華が演じる。

すぐに流されてしまい優柔不断で騙されやすい主人公。

それに対して万佐子は何にもぶれない強さと優しい愛に包まれている感じが黒木華の演技から感じられた。

この対照的な夫婦が最後、私たちを幸せな気持ちにさせてくれる。

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ビブリア古書堂の事件手帖(2018年)

あらすじ

五浦大輔は祖母の遺品から夏目漱石の直筆の署名が入った「それから」を見つけ、鑑定してもらうため北鎌倉の古書店「ビブリア古書堂」を訪れる。

店主の篠川栞子は極度の人見知りだが、本に対して並外れた情熱と知識を持っている。

そして大輔が持ち込んだ本を見ただけで、大輔の祖母が死ぬまで隠し通してきた秘密を解き明かしてしまう。

そんな栞子の推理力に圧倒された大輔は、足を怪我した彼女のために店を手伝うことに。

やがて大輔は、栞子が所有する太宰治「晩年」の希少本をめぐり、大庭葉蔵と名乗る謎の人物が彼女を付け狙っていることを知る。

内側から出る知的な綺麗さ

古本屋「ビブリア古書堂」の女店主「篠川栞子」を黒木華が演じる。

栞子は人見知りでシャイという大人しい女性だが、それを表現するため落ち着いた空気感を作り出してしまう黒木華は流石だ。

人間付き合いが不器用でたどたどしくも、本に関することになると人が変わる変化も見事。

原作を知っている人からすればまるで本物の篠川栞子がいるように感じるだろう。

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来る(2018年)

あらすじ

恋人の香奈との結婚式を終え、幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に謎の来訪者が現れ、「知紗さんの件で」との伝言を残していく。

知紗とは妊娠した香奈が名づけたばかりの娘の名前で、来訪者がその名を知っていたことに秀樹は戦慄する。

それから2年、秀樹の周囲で不可解な出来事が次々と起こり、不安になった秀樹は知人から強い霊感を持つ真琴を紹介してもらう。

得体の知れぬ強大な力を感じた真琴は、迫り来る謎の存在にカタをつけるため、国内一の霊媒師で真琴の姉・琴子をはじめ、全国から猛者たちを次々と召集するが……。

誰もがもつ闇。さらけ出したいのに出せないジレンマ

主人公 野崎秀樹の妻で育児ノイローゼ気味の「田原香奈」を黒木華が演じる。

今作の注目ポイントは何といっても黒木華の怪演ぶり。

夫の無自覚なDVから解放されて愛に生きようとする女性を演じる姿には鬼気迫るものがある。

幸せな日々はゆっくりと崩れ落ちていく。ここまで“負のカタルシス”を表現できる女優は数少ない。

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まとめ

黒木華出演の映画20作品を見ても、作品を見るごとに彼女の印象がガラッと変わる。

これぞ役者だ!といったものを見せてくれる。

最近の役者は良くも悪くもどの役をやっても同じ印象という人が多いが、黒木華はどんな役にもなり切れる昔ながらの名女優と言っていいだろう。